ぺんぺん草

レンズで宮古島からこんにちは!

AF微調整:赤外線写真用 *ist DS2

2023-04-27 | MX、LX、*ist DS2、K-1

以前、ヤフオクで赤外線写真用 *ist DS2を手に入れたことを報告しました

 

一眼レフに赤外線フイルターを付けるとフォーカスがズレ、補正しないといけません

昔のレンズだとフォーカスダイヤルに赤外線指標がついていてそれで補正したそうです

でも、現代のレンズにはそのような指標はついていません

一方、ミラーレスカメラだとそのままAFすれば良いそうです

 

赤外線写真用に使っている*ist DS2は一眼レフでミラーレスではありません

ヤフオクの販売元がフォーカスは調整してあるとのことでしたが心配になり確認してみます

 

確認の方法は、AF微調整:HD D FA 24-70mmF2.8 & K-1 と同じです

 

赤外線写真用 *ist DS2に今年専用に使おうと思っているHD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limitedを装着 ↓↓

atacolor Spyder LensCal のターゲットを撮影します ↓↓ 絞り開放、最短近くで水平に

現像してみます ↓↓ 赤外線写真なので真っ赤な画像ですが明るさ、ホワイトバランス調整しました

おーっつ、少しだけ前ピンかもしれないけど良しとします!

 

さて、もしフォーカス調整するとしたら?

また、ヤフオクの販売業者さんはAF調整してありますと言ってましたがどうやってやったのか??

 

最近の一眼中級機以上にはメニュー内にAF微調整できる項目があります

しかし、この18年前の*ist DS2にはそんな高度なメニュー項目はありません

 

ネット調べていたら、

 

えっつ!?!?

PENTAXの古い機種にも裏メニューでAF微調整ができるとか!!

 

参考(1)価格コムの中でチングルマistさんが解説されています(2007年)

参考(2)デジカメで遊んでます〜たまにビデオもネ!さんも画像付きで解説されています(2008年)

 

将来、上記2カ所消えてしまったら困るので下記にやり方記録しておきます ↓↓

1・電源OFF
2・[AE-L]+[INFO] ボタンを同時に押しながら電源ON
3・[MENU] -> [MENU] -> [INFO] の順番にボタンを押す(↑電源ONから5秒以内に)
4・『裏メニュー1』の一番上「DEBUG MODE」を<DIS>から<EN>に右キーで設定しOKを押す。
[OK]ボタンを押すとDEBUGモードに入り、
液晶画面には  WAIT HS…  と表示されます。
※これで、DEBUGモードに入ったことになります。
5・「MENU」を押すと、撮影用設定画面に移ります。
右キーで「詳細設定」に移動してから、
上下キーで「AFテスト」を選択し右キーを押すことでAFテストの設定画面に入る。
6・[ AF Area Test ] は“0”のままでよい。
その下の 「 Focus Corr 」に下キーでカーソル移動し
後ピンは +方向へ 前ピンは -方向へ任意の数値まで左右キーで変更する。
7・調整が終ったらOKを押す。
*但し次回の設定では前の数値に加算となるので注意のこと。
*デバッグ中はこの設定モードを元に戻さない限り何時までも画面右上に[DEBUG MODE]が
 表示されたままになる、が撮影には問題はない。他の設定を触らなければ良い。
*他のデバッグ操作に触れない限り詳細設定の中にこの調整モードは働き続ける。
8・デバッグモードを使用しない時は、一旦カメラのスイッチをオフにしその後
2. の説明どおりに起動し、4.の「DEBUG MODE」を<EN>から<DIS>に
左右キーで設定しOKを押す。これで通常の使用モードとなる。

 

*ist DS2でやってみます!

 

裏メニュー起動↓↓

一番上のDIS をENに変更↓↓

そしてメニュー画面を表示して、詳細設定をみると、今まで無かったAFテストという項目が見られます↓↓

これをひらくと、すでに+20μmに調整されています ↓↓

ヤフオクの販売業者さんが赤外線フイルター装着してから調整してくれたのはこれみたいです

今回は調整しませんが、する時は上写真↑↑のFocus Corr.をプラマイして調整できます

後ピン傾向の場合・・・+側へ調整
前ピン傾向の場合・・・−側へ調整

レンズ毎にはできず一律ですが

 

裏メニュー、けっこうおもしろい発見でした!

 

 

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