カウンセラーの ひとりごと

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なんでストレスが強くなるの?

2012年10月01日 | 独り言
ストレスがいくら理想に近づきたい思いだとしても、強いストレスは不快感を伴ってしまいます。
そのためにストレスというといやな存在として扱われてしまうことがあります。

では、なんでストレスが強くなってしまうのでしょうか。

忙しく過ごしていると、息抜きの時間や、趣味の時間といった
自分のこころと向き合う時間が減ってしまいます。
そのため「本来の自分」が見えなくなってしまってしまうことがあります。

そのような中で刺激を受けると、
 ・自分の力を過大評価しすぎてしまい、理想を高く持ちすぎてしまう。
 ・自分の力を過小評価しすぎてしまい、理想が高すぎていくら頑張ってもと叶えられないと感じてしまう。

自分の現状と理想との間のギャップが大きければ大きいほど、ストレスは強くなります。
今までの経験や知識、方法、考え方でそのギャップを埋めていければよいのですが、
なかなかうまくいかないのが実情です。

そんな時、相談できる人や手助けしてくれる人、アドバイスをくれる人がいると
新しい方法や考え方、知識を取り入れやすくなります。
また、誰かに話をすることで「本来の自分」が見えてきて、理想を自分にとって程よいものに修正をすることができることがあります。
その結果、自分の現状と理想のギャップを埋めるための見通しが立ち、ストレスが軽くなっていきます。

しかし、
 ・相手の都合を考えすぎてしまい相談できない。
 ・何を相談すればいいのか分からない。
 ・自分の考えをわかってくれると思えない。
というような思いから、一人で解決しようとしてしまいギャップを埋める見通しがつかずに高い理想だけが残ってしまうことがあります。

一人でできることには限りがあります。
上手に助けを求めることで自分の理想に近づいていくことが現実的になり、不快感よりも喜びや心地よさといったプラスの気持ちが強まっていきます。