カウンセラーの ひとりごと

心軽やかに過ごすヒントを一緒に見つけましょう🤗

困りごとを抱え続ける人

2018年11月16日 | 独り言

困りごとを抱え、
その困難を対処するためにどうしたらいいのか
助けをもとめようとしてみるけど、

アドバイスされても、
賛同されても、
批判されても、
何を言われたとしても、

耳に届かず

だって○○だもん。
だって××なんだからしょうがないじゃん。と、

自分の行動を正当化することばかり。


結局、時間がたっても何も変わらず、
同じような困りごとを抱え続ける。


自分のことは自分しか知らないことがたくさんある。

だから、
自分のことは自分が一番わかっていると思っている。


でも、
自分のことは自分が一番見えないんです。

だから、
鏡をみたり
周りの人からフィードバックをもらうことで、
自分のことを知っていく。


困りごとに対処していくのは自分自身。

自分の知っている自分と、
フィードバックで知った自分の
両方が自分自身なんです。

自分の知らない自分を知るためにも、
人の言葉を受け止められる柔軟さを持っていたいですね。

「悩む」と「困る」は別物

2018年11月08日 | 独り言

自分にとって良くない状態だと認識すると
誰もが困ります。

今までの自分の知識や経験など、
自分の持っている資源では対処できないとなると、
さらに困ります。

そして、困った...どうしようと考え出す


困ったと感じることは、不快感。
だから、その不快感を避けるための方法をいろいろ考える。

その場をしのぐためにいろいろと策を練ってみる。

頭の中でグルグルといろんな考えが渦巻いているから、
悩んでいると錯覚するけど・・・

でも、これは、困っているだけ。



悩みは、ひとつ先を見ている。

いろんな角度から困りごとを検証して
どう対処することが次につながっていくのかを考えようとする。

多面的に検証して、対策を練るという、高度な考えが伴う。

その場しのぎに、
困りごとを避けようとしているのとは中身がまるで違う。


だから、悩みが解消されたときは、
ひとつ先のステージに進んでいるけど、

困りごとを避けることに力を注いでいても、
その場をグルグル回っているだけ。


困ったと感じるのは、
状況によって引き起こされた感覚でしかない。

だから、
対処の仕方を間違えると、
困りごとが消えずに残ってしまうのです。。。

がんばれと言ってあげたい・・・

2018年11月01日 | 独り言
身近にいる人が

失敗して落ち込んでいる。

気持ち的にやる気が出ない。

不安が強くて行動できない。


何かしてあげたいけど
どう接していいかわからない。

なんか言ってあげたいけど
なんて声をかけてあげればいいかわからない。

こんな話を耳にすることがあります。


そんな時、
「その人にどうなってほしいのですか?」
と聞いてみると、

「頑張ってほしいのですが・・・
たぶん、無理だと思うんです・・・
それに、余計なプレッシャーはかけたくないし・・・」
って答えが返ってくることがほとんど。


頑張れない人、頑張ることがムリな人・・・
プレッシャーに押しつぶされそうな人・・・

そんな人にどう声をかけるか・・・

ムリして頑張らなくていいよとしか言いようがないですよね。


でも…

周りから、頑張ることを期待されていない人は、
どのように周りに助けを求めればいいのでしょうか。

どうせ無理だからほどほどにやっておきなといわれた人は、
どのように頑張っていけばいいのでしょうか。


そもそも、
ムリだと思っているのは誰なんでしょうか???

なんで頑張ってほしい人に
「頑張って」と言ってあげられなくなってしまったのでしょうか。



なんだか疑問だらけです…



たしかに、頑張れと声をかけないほうがよい状態の人もいます。

それは、頑張りつくして疲れ切ってしまって
休息が必要な状態にある人だから。


頑張りつくして、疲れ切ってしまって
休息が必要な人に「頑張れ」と声をかけるのは、

フルマラソンを走り切った直後の人に
「足を止めないで、そのまま走り続けて!」
と声をかけるようなものだからです。


どう声をかけてあげたらいいかわからない。
どう接していいかわからない。


そんな時は、相手の視点に立ってみる。
相手の視点に立てるぐらい相手を見てみる。

相手を見ていれば、
どんな声をかけてあげればいいかわかるはずでなんですよね。