我が家の雛人形は、地元長崎の伝統工芸品に指定されている『古賀人形』のお雛様です。
『古賀人形』は、京都の伏見人形、仙台の堤人形とともに日本三大土人形の一つに数えられています。
江戸時代から代々、長崎県の小川家一族が作り続けている郷土人形です。
7つの原色を使った特徴的な色彩からは、決して派手ではない、素朴で落ち着いた華やぎが感じられます。
30年ぐらい前に我が家へ迎えましたが、段飾りが娘の元へ行ってからは、やっと主役の座に着くことが出来ました。
今は友達が作ってくれた手毬や、自分で作り始めたちりめん細工と一緒に並べています。
ちりめん細工のつるし雛を完成させたいと思っていますが、なかなか進んでいません。
一つ一つの飾りの意味を理解しながら、一つ一つの工程を楽しみながら作っています。
つるし雛…いつかこの古賀人形の横に飾ることができたらいいなと思います。