裏のお宮さん

実家のすぐ裏にお宮さんがある。お参りの仕方がよくわからんので、割烹着のポケットからiPhoneを出し検索。

ふぅん、まず手水舎で手を洗うのか。まず柄杓を右手に持ち…。あれ？ 柄杓ない。あ、水の中に沈んでる。うあ、ぬるぬるだよ。柄杓持ったら、身を清めるどころかかえって汚れるし。もう、柄杓使わず直でいいすかね。うげ、パイプも水垢だらけで直でも汚れる。

ええと、お賽銭か。よし、はりこんで百円入れるぞ。鈴を鳴らして…、な、鳴らん。そして、二拝二拍手一拝、だな。



あ、あんなところに蛍光灯がついてる。



でかい木だなあ。



でも、もうけっこうな老木なのでは？



げげ、こんな立て看板が。なんで、立たずに寝てるんだ。え、上からでかい枝が落ちてくるって？



戻ってきたら玄関先にまたアマガエルさんが。ここに住んでるのかな。

あ、お宮さんに自分のことだけお願いして、母の病気のこと頼むの忘れた。

ということで、裏に向かって手を合せ、追加のお願いをしてみている。