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先日、両親の古くからの知人と電話で話した。私も知っている人なのだが、そんなに話したことはない。
お父さんもお母さんもあなたに期待して頼りにしていた、と言われた。期待して頼りにしていた娘が、今はこんななのだがな。
何かになりたかったが何にもなれなかった。いや、何かになりたいと思っているだけで、何かになろうとしなかったから、何にもなれなかったのだろう。
親は何かになるための助力は、目一杯してくれていたのだが。
夕方、ちょっと風は冷たかったが散歩に出かけた。いつもより遠回りして速足で歩く。道端の草はまだ雪に埋もれていて、それでも溝の縁には小さな緑が見えた。
桃色の雲。風が少しだけ暖かい。
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