但東暮らし400〜笹を刈る〜

実家のキウイ棚周辺の草（ほぼ笹）を鋸鎌で刈る。ここが終わればどうにかこうにか、庭の背の高い草はなくなる。あ、違う。柳の下にとんでもなく手強いススキが生えている。

以前、あのススキをナイロンコードの草刈機で刈ろうとしたら、ススキは切れずにナイロンコードが切れた。以来、ススキは鋸鎌で刈っている。

というか、手術後草刈機を使うと痛くなりそうな気がして、鋸鎌一丁で闘っている。まあ、病院で新しい痛み止めを出してもらうまでは、鋸鎌を使っても後で痛くなっていたのだけれど。

一昨日の夕方はまだ笹がけっこう残っていたが、きのうは表の通りまで見通せるようになった。嬉しい。

前は午前中に庭仕事をして、午後からまた続きをやれたのだけれど、今はすぐに疲れきって電池が切れたようになる。まあ、いずれは完全に電池が切れる訳だが。

笹を刈っている間、弟に買ってもらった骨伝導イヤホンを装着し、iPhoneで小説を聴いていた。今聴いているのは『営繕かるかや怪異譚』（小野不由美 著）。怪異への対処の仕方がちょっと変わっていて面白い。

Audibleで本を聴くようになってから、家事も作業も散歩も楽しい。もともと読書は好きだったのだけれど、細かい字が見えづらくなり電子書籍を読むことにした。

Kindle Unlimitedで読んでいるのだが、実はAudibleの方が新しい本が多い。なので今は、植物の図鑑などはKindleで、それ以外の本はたいていAudibleだ。

今年は、紙の本も足して120冊以上読了＆聴了できた。もっとも、聴くのだとどんな漢字が使われているのかわからなかったり、聞き流してしまって訳がわからなくなったりはする。目で見て読んだ方が確実に頭に入る気はする。

　

でもまあ、もうばあさんなのだから、頭に入らなくたって楽しければそれで良い。だいたいが頭に入れようにもメモリー不足で無理。

さて、きょうはあのススキをやっつけようかな。剪定しなくちゃいけない木もいっぱいある。まあ、ぼちぼちやっていく。