きょうも生き物係

歌を歌うんではない。本当に生き物係なのだ、私は。どこのお母さんでも同じだろうが、私は人間も含むわが家の生き物のお世話を一手に引き受けている。炊事、餌やり、部屋その他の掃除、水槽の掃除、洗濯、病人および病魚の看病などなどだ。

先日は庭の金魚池とメダカの水鉢の掃除をしたのだが、きょうは亀緒君の水槽と金魚の子どもらの水槽と病気（尻尾の先が黒っぽくなってなくなってしまっている）のネオンテトラの水槽の掃除だ。

亀緒君が衣装ケースの家の外に出ているすきに出入口を閉めてポンプで水場の水を汲み出し、水場の中のレンガや半分に切断した植木鉢や水中ヒーターやエコバイオリング小石タイプ（納豆菌の力で水をきれいにする）やなんかを取り出し、水場にしている容器共々庭に運んできれいに洗う。その後元通りにセットし水場に温度調整した水を入れ水質調整剤を入れ完了。出入口を自力でこじ開けようと必死になっている亀緒君を衣装ケースの家に入れてあげる。

次に病気のネオンテトラの水槽。この子は１匹だけなので作業は簡単。網ですくってバケツに入れて、その間に水槽やら水中ヒーターやら簡単な浄化装置にもなっているエアポンプやら何やらかんやらを庭に運んできれいに洗う。その後元通りにセットしこの子は病気療養中なので薄い塩水を入れて完了。金魚の子どもら（うちで生まれた）の水槽も同様の作業。

全部終わったと思ったら亀緒君が水場から出て来た。「なに？散歩？」と声をかけたら衣装ケースの家から出て来た。マジですかい。致し方なく亀緒君の散歩に付き合う。あっちこっちとウロウロ歩き、細長いなんかの茎を見つけどうやらミミズと思ったらしくくわえて駆け出した。いかんいかん。毒かもしらんと、あわてて追いかけ取り上げようとしたが、しっかりくわえてはなさない。叱りつけて何とか取り上げる。そのままではかわいそうなので、庭をスコップで掘り返しミミズを探したが見つからず。ごめんな。

結局１時間も散歩に付き合って、きょうは３０分しか絵が描けなかった。北向きの部屋で日の光で描いているのでね。電灯の光だと色が違って見えてしまうからね、やっぱり。

さあ今度は人間の家族の夕飯だ。