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拾った亀のヒロタ亀緒氏は、癒し部部長として日夜働いて下さっている。飼い主というのは要するにペットの下僕。私は癒し部部長の部下として、毎日お世話をさせていただいている。
甲羅を撫でようとしても、たいていは亀とも思えぬ速さで逃げられる。そのくせ、気が向くと駆け寄ってこられたりする。
きょうの昼間、水換えの後に珍しく駆け寄ってこられ、夜は夜で、水の中で少し相手をさせてもらえた。
亀緒氏の鼻先に触ったり、小さな指先に触れたり。たったそれだけのことで、ずいぶんと気持ちが落ち着く。何とも言えず愛おしい。
明日もまた部下として、心を込めてお世話をさせていただくつもりだ。気が向いたらまた、あの小さな頭を撫でさせてもらえるかもしれない。
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