ことしは 3がつ 9日に ダンボール とってもらったよー
by みどりーズ女子 (夏のようす)
いつも ごほうもん 応援 ぽちっと あたたかいコメント メッセージなど ありがとうございます(^O^)
9日は よいお天気で 気温もあがるとのことだったので 初・日中ダンボール解除とあいなりました
わがベランダみどりーズでございますが みなさまかめさまいかがおすごしでしょうか
記録をさかのぼると、2018は 3月3日 2019は 3月1日に 初ダンボール解除をしておりました
気温や天候を見つつ さいしょは 日中のみの 解除で すこしづつ 春モードになってもらおうと
思っています
気のせいでなければ、もうごはん(レプトミン)を食べてくれている・・・?かもです
(目の前でなくなったわけではないので 未確認)
初日は さっそく 男子の くろちゃん はんちゃん くりたろう 女子の しーちゃん
あとはベランダに保母が出たらぽっちゃんしてしまった あーちゃんときーちゃん?が干しておりました
また 撮れた画像もあるので アップしたいと思います(^O^)
さて、前回のつづきです
TVなどで こんな風景を 見られた方もいらっしゃるかも どのくらい 知られているのか?
こちらは おそうめんを作っているところです
恐ろしいことに 昔は かなりの工程を ほぼ手作業で行う 過酷な加工食品、、
おうどんは「手打ち」 おそうめんは「手延べ(てのべ)」
、、、「てごね」はハンバーグ、、笑
「手延べ」の意味を知る そして体験(あわよくば)が 今回の旅のメインでございます
※環境 カメブログでございます<(_ _)> 脱線ネタでございます
10年くらい?もっと?前から工場長のおじさん(親戚)にラブコールを送っていて たまたま昨今の諸事情で
お互いのスケジュール&天候が すぱっと一致
幸運にも このたび 念願かなって 実現できたのでした
、、というわけで、「そうめん作り体験」ガチレポートです
ほぼ自分のためのレポートなので、つきあいきれぬ、、という方は今回は すっとばしてくださいませ
なお、ど素人のレポートですので いい加減なところもありますが あしからず、、
朝3時半に起きるので 前乗りし 翌朝スタート
おじさんの 鉄分とる気まんまんの台所で さ湯をいただき
工場です たったひとりで おそうめんを 作っています (ふつうはありえないそうです)
昔は 亡きご両親 と 最盛期は バイト2名 計5名で稼働していたそう
黒電話もあります ↑故障中だそうです
このあと どうなるのか、、時刻は3時40分
前回製麺時にでた 「ふしめん」をといた水に 前日から 凍ったペットボトルをいれ
発酵を調整している液体を
ひしゃくで、、、
粉に一気にいれて ねりねり回転する機械
ねりねり 形状が すこしづつかわって かたまりになってゆきます
さぶいです 自主的に 作業着を用意 めっちゃ着込んでおります
指で おして 感触をチェック だんだんと 粘り気が出てきています
その日の温度 湿度などによって 調整するのだそう
上に手をいれると 機械に巻き込まれるので 下しかさわっちゃだめなんだそう
まわりながら 「、、、クシュー」と空気の抜ける音がでるようになれば 生地が仕上がった合図なのだそう
ここから
次のマシンに移してゆきます
いいできぐあい (しらんけど) 粉がきれいに生地になっています
そして ひたすら ころころと ころがされ 生地が なめらかに
ただただ ころがされる 生地 ただただ ころがすだけの仕事をしてくれる 機械
しかし これを 人出(足)でやるとなると、、 ぞっとします
ここで まめ知識
むこうの右カベにたててある板の上で 昔は みんなの足で ふみふみ、、していたのだそう
年中作っていたころは 夏が過酷で 汗がポタポタおちたとか
おそうめん作りは 昔は農家の閑散期(シーズンオフ)に作ったりしていたのだそう
おじさんは いまは シーズン的に冬場のほうが時間があるので 冬の寒い時季にだけ作っています
冬場のおそうめんは 塩が少なく済むのだそう 辛いのが苦手な方は寒冷期のおそうめんですね
塩がないと麺がくっつくのだそうです
ころころ終了 そこから なんと ころころ機械が画像向こう側に傾けられ 自動で かたまりだった生地が
棒状になって 次の機械に のびてゆくではありませんか
、、、誰ですか ただ 転がすだけ とか言った ただ つったっているだけのおばさんは (ごめんなさい)
ころころしていた生地が くるくると のびて 左の木桶に おさめられてゆきます
桶ふたつぶんに
次に こちら
カネのたらいに 小豆島のおそうめんの特色である 「かどやのごま油」をはけで塗られます
油は なべでコンロ火にかけられ あたためて伸ばされます
今度は 木桶の中の2本の生地を 一本によりあわせ カネのたらいに おさめられてゆきます
↑ 上の麺が 切れたすきに撮影
切れた麺をつなぐために いったん機械をとめ つないで 再開
「麺は生きている」ので ノンストップです
そして カネのたらいに おさまった 2本を また よりよりして 合計4本 よられた状態で1本になります
おそうめんを たべていて 「タテに麺がさけるな、、」と気づくことが あるのは この工程が あったからなんですね
これが コシ ねばり気を感じる 秘密なのでしょうか
4本によられた 麺を 圧をかけつつ 平たくしてゆきます
そして平たくなった麺が さらに 横からきゅっと あわせられるように 細くなってゆきます
麺の硬さによって かけるテンションを手動で変えながら作業をすすめます
だんだん太さを細くするので ここで調整をしています
この工程をおえると 次のマシン登場です マシンもおつかれさま
生地が まかれてたらいに入れられながら 麺にごま油がぬられているので マシンに飛び散ります
ごま油は くっつき防止のために塗られているのだそうな
ちなみに いぼの糸とか 三輪そうめんとか いろいろありますが サラダ油を使うのが一般的だとか
小豆島は かどやのごま油工場があるので その流れで使うようになったのでしょうか
さらに細まってきた麺 (麺とは、、どの状態をさすのか ← いまさら)どこまでが生地?
ここにきて 麺の断面が まぁるくなってきました
このマシンは ミッションで (今はオートマもあるそう)
足で ギアチェンジし 手で テンションを調整しながら 麺を送ってゆきます
、、、ぜったい素人には無理そうな工程です
ここまでくらいは 私は 麺がくっついて送れないときに そっと手をさしのべる とか
麺がきれたときに 「きれた」と教えるとか たらいを 動かすくらいしか やることがない状態
「見学」といいつつ じゃまにならないなら「体験(お手伝い)をしてみたい」という野望をもって上陸している私
ここでいったん小休憩
生地を10分くらいねかせます
日が昇ってきました
すぐ目の前には港が広がっています
夜には星がとってもきれいに見えます
開始から3時間経過
常に時間と温度をみながら作業をすすめます (おじさんが)
なんか ぴかぴかしてきた麺を
お次はこのマシンにかけてゆきます
この いとぐるまのような場所に 麺をひっかけて、、
よりより(ねじれ)されながら マシンにはこばれてゆく 麺たち
、、うまいことできております
ほとんどのマシンは 「湯川さん」製でした ←たぶん、、名前は もはやうろ覚え
兵庫県のメーカーさんでした
糸車で はこばれた先 管の中から麺が出てきています
棒2本をとりつけて、そこに8の字で麺がまきついてゆきます
おおーー、ここにきて 見たことのあるカタチに
がっしゃんがっしゃん 、、いえ、がっしゃっがっしゃっがっしゃっがっしゃ、、、速いです
まききったら 自動でとまります
、、こりゃすごいね、、匠のワザですね
ここにひっかけてゆきます ここでも発酵がすすむしくみでしょうか
2台のマシンを ひとりで うごかすおじさん
、、途中で滑車にかかっているほうの麺が ぷちっ
。。。。
ほんと、この工程はいやになるそうです きれては継いで、、
麺は生き物です 待っててくれません ほんとそうです
巻けたらいったん棒をマシンからはずし この台に仮置き 次の棒をマシンにセット
セットして 動かしたら このはずした麺を 箱に入れ、を繰り返します
、、麺は切れたら継ぎますが 私も手伝ってふたりでやってるぶんには あまり切れませんでした
おじさんは ひとりでやる日は1.5~2キロやせるそうです 終わったらぶったおれるとか
自分へのご褒美に オリーブ温泉に行くことに決めている いつもの自炊もサボってレトルト
、、だそう
「ダイエットするなら そうめん作ったらええ」 とのこと
、、、、、、やめておきます
上に2本 下に2本の 2セット
ぺとっ と棒に 麺のはしっこをくっつけて
上下両方の2セットぶんの麺を くっつけたら 上の麺のくっつけたところを親指でおさえつつ
画像中央のハンドルレバーを反時計回りに 勢いをつけながらぐるぐるぐるぐる、、、、と回してゆきます
で、勢いがついたところで レバー上の突起状のレバーをひくと 自動で麺が まきあげられてゆきます
とまったら この位置に 麺がくるように ハンドルレバーを手動で動かします
右の最後 麺がつながっている場所を 真ん中あたりで ちぎって 一方は マシンにつけ
一方は 棒に ぐるぐると巻き付けます
(おいこの工程記事だれトクだ ←来年の私トクです! ←行く気)朝工場に入った瞬間に
来年も来たいと思った私
5回くらい 「これ やりたいと思うか~?」と不思議そうにいう おじさん
、、、本職の言葉とは思えません
朝早いのが なによりつらいのだとか 仕事と思ってやると そうなのかもしれません
寒いし暗いし ひとりだし ←特に私の場合 なにかにつけ「ひとり」だとやる気ゼロ
昔は生活のため 設備投資の借金返済のため 今は 趣味として(?)やっているのだそう
決まった顧客さんがいますし
みんな毎年ひいきの製麺所があり 購入するんですよね
やさしいおじさんが 撮ってやろうか?と 撮ってくれました オバサンを、、
オバサン 棒を取り付け中 ↑ 帽子が汗だくすぎて白濁しております あとで気が付きびっくり
このマシンにきて ようやっとワタクシ 役にたつ時がきましたーーー\(^o^)/
(それが上に書いた工程の作業内容です)
楽しい たのしいですがなぁ~~~ ←お気楽である
職人ってかんじですがなーーー ←ちょっとした勘違い
ほめ上手なおじさん 途中なんどもほめてくれます
いつもやさしいんです 人も使ってきてるし 今は自分でバイトもやって もまれた日々もあるし
ちなみに私は おじさんとは呼ばず 昔から〇○さん(下の名呼び)です
小学生のころ 軽トラに載せられ(荷台)←イカンやつ 「クワガタとりにいこ!」と
兄とともに山に連れて行かれ 木の「うろ」に枝をつっこんだらとれるでー
と意気揚々と枝を穴にさしこんだおじさん
、、、枝の先を3人で期待をこめて見ると そこにくっついていたのは ム ・カ・ デ ・・・・
ぎゃああ~~~~っ と棒を放り出すように逃げ帰った いまだに 思い出す 夏の思い出、、(遠い目)
面倒見がよく よく遊んでもらったのでした
おじさんは このマシンをひとりのときには2台同時進行でやるので、
ぷちっ
継ぐ
ぷちっ
継ぐ
、、、ツライ、、
となるそうです
ひとりだと どんどん時間が経って きれやすく(麺)なりそうです
というか ムリ 継げぬ と 思いました ← 麺じゃなく この伝統を ← いつの間に継ぐ気だったのか
そしてファイナル おつかれマシン
なんとか箱に おさまりましたよ 右によっている麺は またあとで 登場します
8時半 5時間経過
箱にすこし寝かせるので 休憩
このカベの突起に注目
むかしは こうして ひとつづつ ぐいっ ぐいっ とひっぱって 延ばしていたのだそう
、、、手首がゆきそうです。
やってみるか?といわれて ひっぱると 最終的に ぷちっ とちぎれました
微妙な力加減 あと ひっぱったら ちゃんともどさないと いけないそうです
朝は8℃くらいにしていたところから 15℃
今度は ちょっと ひっぱってくれるマシン
箱から どんどん ここに ひっかけて 右側に 麺が 進んで行きます
すると みょーーん みょーーーーん と戻しては のばす をくりかえして
先(右側)に進むにつれて だんだんと 延ばされてゆきます
「手延べ」そうめんでも マシンけっこう使います 使わないと 過労で 倒れます
麺のかたさを見ながら 都度マシンの調整をするのが 大変です
みょーーん みょーーーん
また のばされたら ここにかけてゆきます
10分ほど 休憩
おじさんに 津波がもしきたら どこに逃げるのかと 避難経路を聞きつつ外へ
シラサギがコロニーをつくっていて 夜中ないて うるさくて困る とのこと
ケンケンいうてたのは この子たちだったのかと
都会でもよく見るけど 巣はみたことがありませんでした
で、次のマシンです ほんとたくさんの工程があって 都度マシンが登場しますが
こちらのマシンの工程も おじさんがうんざりするそうです
なんだかプリズンのようでちょっと こわいような
右端に よけていた みょーーん としなかった麺たちです
これは のちに うどんとなる こびきうどん です
そうめん屋しかたべない 出回らない麺だとのこと
うどんは通常 こねて 包丁をいれるけれど おそうめんは ひたすら 延ばす
、、、誰や こんな食べ物 考えた人、、 と思わず つぶやくと
ホンマにな、、とおじさんも同意
だがまだわれわれの仕事は つづく
ここで 幼少のみぎり けっこうはっきりと記憶に残る あの棒(名前を忘れました☆)登場
そうそう おそうめん作りといったら この棒ですよ
こびきうどんは 干してちょっとかわいたあと また箱に入れ ねかされ もちんと なっておりました
箱からプリズンに 麺を ひっかけると ざざざーーと 麺が 右にはこばれ、、
(またおじさんが 撮ってくれました)いそげいそげ 機械に使われてる感があるピッチ
このマシンもすごいんです ぶらさがった麺の下の棒をひっかけてキャッチ
下にひっぱり延ばす → 麺の間に 棒日本が入る → みょんみょんみょん、、と棒が中で弧を描いて回転しながら
麺をかき分けるように動いて横方向にも伸ばしてゆきます
マシンの右側に延ばされおわってぶらさがっている麺を取り 上の穴にかけて さらに ひっぱりながら 下の穴に棒をかけます
はよはよ
おいつかない場合は自動でストップするらしいのですが、上のバーにぎりぎり届く高さだし
そこまで進んでしまうと面倒なので 先にかけておこうと必死です
やってるうちに 慣れてきて 箱の 次にとる麺を調整できる余裕もできてきて ふふん
ふふふん
ひとりだと 左側からそうめんをかける → 右側で 麺をとって 木の穴にひっかける を
しないといけないので なかなか時間がかかります、、
、、そして 私の役に立ったであろう工程は ここくらいまでだったなと のちに思い知るのでした、、、、、、
う つ く し
たべものって うつくしいな、、
これは 麺を延ばしているのではなく 間の 微妙にくっついた場所をはずしながら 空気を通しているのだそう
、、おつかれさま~~ ここまできて お昼休憩です
あわてて タイマーで撮ったはいいが ポーズにこまって なんともはずかしいかんじに
帽子とカバーは汗だくになりました 暑さでじょじょに薄着になりつつ まだ5枚ほど着込んでいます
気温は 13℃くらい 晴れてよかったです
つづく
、、まだやんの?
ここまでで 8時間くらいかなー