山へ行こう!

自然に触れ、可憐な花を愛でる人生に乾杯!

もしドラ1

2010-10-20 | おすすめ
昨日からやっと手にした
「もしドラ」を読んでいる

正式には
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」
作:岩崎夏海

昨日のあらすじ

都立程久保高校は進学校である
2年生の7月半ば川島みなみは野球部のマネージャーになった

一つの目標があった
「野球部を甲子園へ連れて行く」
そのためにマネージャーになった

野球部は甲子園を狙えるレベルではなかった
監督も部員もまじめにやる気はなかった

みなみは「マネージャー」の意味を調べた

manager:支配人。経営者。管理人。監督。

すぐ隣に「マネジメント」があった

managemennt:管理。処理。経営。

よって彼女は「マネージャー」とは
「管理や経営をする人ーつまりマネージメントする人」だと理解した

書店でロングセラーの「マネジメント」を買った
値段は二千百円もした

世界で一番読まれた本というのが気に入った

それは「企業経営」について書かれた本だったので
野球についてはひとつも書かれていなかったので
読んで直ぐに後悔した

せっかちにもほどがある
だが二千百円もしたから読むだけは読んでみようと
気持ちを切り替えた

その本は意外に面白かった
そこには「組織」の経営全般について書かれていた

野球部に当てはまらないこともなかった
この本が全くのムダではなかったのだ

マネージャーの資質
人を理解する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。
管理体制、昇進制度、報奨制度を通して人材開発に有効な方策を講ずることもできる
だがそれだけでは十分ではない。
根本的な資質が必要である。
『真摯さである』

最近では、愛想よくすること、人を助けること、人づきあいをよくすることが
マネージャーの資質として重視されているが
そのようなことで十分なはずがない

とっつきにくく気難しいボスが多くの人を育て
好かれている者よりも尊敬を集める

「何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない」

後天的に得た資質ではなく
始めから身につけていなければならない資質が
「才能ではない、真摯さ」である

『真摯さって、なんだろう?』

つづく


コメントを投稿