大往生

２日前まで大嵐のような
慌ただしさだったのに

厳かに葬儀が終了すると
あの沢山出入りしていた人達は
一体、何処へ行ってしまったのか
思うほど静かになり

張詰めた緊張感が抜けて
一挙に疲れが込み上げて来た

９５歳まで長生きすると
孫だけで１６名もいる

よく子供達からイトコの名前を
教えて欲しいなどと
言われることがあるのだが

父方だけで１４人もいて
母方を含めると３０人程になるので
名前の忘れた人もいて
今回は教えるのに良い機会だった

おばあさんの介護のために
ホームヘルパーを習ったり

耳が遠くなったために
人との会話ができなくなり
新聞を読む事を楽しんでいたので

喜んでくれる姿をみたくて
まだ視力がある時分には
投稿などもしていた

彼女には
「子供たち（孫を含む）を命がけで育てた」とか
身長の低かった私などは
「でかい(大きい)もん(者)になれ」と言われて
育てられた

因に妹達はスポーツをしていたので
「負けんな　強いもん(者)になれ」と
言われていたように思う

大往生とは言うものの
やっぱり　思い出して
込み上げてくるものがあり
ハンカチを握りしめる事が多かった

本当に　可愛がってもらった
心から　感謝したい気持ちで溢れている

今度はこの頂いた愛情を
受け継いでいかなくちゃと思ったら

子供に対する目線が
変わっている事に気が付いた

典型的なばあちゃん子に育った私は
彼女の逝去で子育ての在り方を
見直す機会を与えられたように感じた

ありがとう…

手作りクッキー

昨日　子供達がホットケーキミックスを
欲しいと言うので買って来たのだが

上の子がそれを使ってクッキーを
作りたいと言い出した

一度も洋菓子は作った事がないので
上手く作れるかどうか自信が無い

ホットケーキは簡単だが
それ以外は手間が掛かりそうで

また　出来合いの物を買った方が
美味しいような気がして
自分で作ろうなどとは
考えた事もなかったのだ

子供は３時におやつを気分転換のために
一緒に作りたいというのであるが

レシピを読むと１５分間冷蔵庫に
寝かせるように書いてあった

それで昼の食事のあと効率良く作るため
先に仕込みから始めて下準備を行った

オーブンレンジは２０年以上も使用していないので
故障しているかもしれないと思ったが
なんとか火もついて使用可能だった

レシピ通りに慣れない手つきで
１つ１つ作って行った

見た目は歪な出来ではあったが
食感はなかなか良かったように思う…

手間ひま掛けて作った物は
一段と美味しく感じるものですね

老い

5時半過ぎに携帯が鳴った
東京にいる妹からであった

老人養護施設に入っている祖母の
様子を見て来て欲しいという内容の
ものであった

上の子を連れて見に行くと
実家の両親と伯母がそこにいた

以前　会いに行った時は
分からなかったのであるが

今回は叔母の名前を何度か繰り返した後に
思い出してもらえたらしく名前を言ってくれた

そうすると　堰を切ったように
言葉が出始めて子供の名前も思い出してくれた

しかし　下の子の名前はでずに
存在は思い出したらしく”妹は？”
と言うのみだった

９５歳を過ぎた祖母には
玄孫（やしゃご）が４人いるという事なのだが

大往生というに相応しい
人生だったのではなかったかと思う…

これだけ生きて人生を全うしたのだから
もう思い残す事はないのであろうが

生きていてくれているだけで
安心感があって
いつの間にか心の拠り所としていたようで
ポッカり穴が空いたようだ

残すところ　幾日のこの世のご縁なのかは
分からないのですが

老衰でこの世を去る
人生のお手本のような祖母だった

何れはこの日が訪れる事は
生まれたからには当然なのだが

親愛なるものを失う事は
やはり寂しいものだ…

早まっては　いけない
彼女はまだ生きているのだが

こういう場合には
孫は入る余地はなく

元気なオバ達が交替で
付き添ってくれていた
有り難い事です

雑感

この時期降る雪は
サラサラとして軽く
スキーヤーには
堪らないそうであるが

冷え込んだために
車のワイパーのゴムが
凍り付いていたらしく
壊してしまった

プチ修理であるが
町の車屋さんも
雪の恩恵を受ける事が思うと
この雪を嫌がる人ばかりでは
ないということでしょうか

チラチラ舞い降り
そこに太陽の日差しがあたり
なんとも言いようのない
素敵な光景が広がっています

雪景色も生活が伴わず
見ているだけならば
棄てがたいものがあります

LAN

便利な世の中になりました
今　この書込みを無線LANのパソコンで
入力しています

今年も　懲りづにある事に
取組んでいるのですが
趣向を変えて

あるホームページを
利用しているものだから
パソコンを取合いしています

それで何処に居ても
無線で出来るパソコンを
借りているのだが

ただ　問題はMacなので
いつものとは画面表示が違っていて
肝心要が映らないところがあるのだ

使い慣れたwindowsがやっぱり
こういう場合は良いものです

また　マウスも付いていないので
指でカーソルを移動しなければならないので
慣れるまでに時間が掛かりそうです
とても勿体ない事です
　
さて　今日は天気が良かったので
庭の手入れをしました

梅の花が咲き
水仙やチュリップの芽が
顔を出していたので
春が来ているんだなあ～と
感じてしまいました

役ってなんだろう・・・

人の上に立つことは
面倒で厄介な事だと思っている

中には進んでなりたがる
奇特な人もいるが
有り難いことである

誰もなり手がいないと
あれこれと出来ない理由を並べても
こじつけの様になってしまい

逃れる事ができなくなり
窮地に追い込まれてしい
仕舞には年の功で押されてしまった

この時期　諸々の役から解放されて
ホッとしていたところなのに
また　災難が降ってきてしまった

個人で出来るボランティアは
気楽で良いのだが
何某会ともなると
纏めなくてはならないので
非常に面倒なのである

そうは言うものの
当たってしまった役どころなので
背中を押されながら　
するしかないようです

この小さな背中を
沢山の手が支えてくれるようですが
一抹の不安は拭いきれないのが
本音のところなのだ

せめてもの救いは
１年任期だということですかね

思い

世界に自分一人だけだったら
２・３日は平気でいられても
そのうちとても寂しくなって
耐えられなくなるのではないかと思う

人が側にいるだけで心が温まるものだと
思えばいいのだけれども

以前は親しい間柄にあったにもかかわらず
人は敵対しあう事にもなりかねない

その欲望を充たそうとするために
時には嘘をついたり、また裏切ったり
傷つけあったり

また、とんでもない事をしでかしたり
してしまうものなのです

それで信用を失ってしまっては
元も子もなくなってしまうという
単純な事さえ見失うものなのだ

もし　嫌な人と二人だけになってしまったら
それでもその人と仲良くしていく自信があるだろうか？

我慢　辛抱を合言葉に
短所ばかり見つめるのではなく

どこかに一つでもある長所を見つけ出し
それなりに　合わせようと努力するかもしれない

所詮、一人では生きられないのだから
支え合っていきたいものですね

支え合う環境作りも視野に入れながら

お互いが意地になる事無く
許し合う優しい心を大切にしたいものです

所帯が大きくなると
それに比例するように
問題も過大になるようですが

原理　原則　白紙に戻る事で
解決できる事もあるのではないかと思う

あれれ・・・

最近　投稿しなかったら
画面表示が　何処と無く
変わったようだ・・・

入力方法も　変化しているので
戸惑いがあります

新しい事に
抵抗を感じる年齢に
なってしまったようですが

それでも　やりたい事だけは
日々　増えていくので
固くなってしまった頭には
ついていくのは大変です

特に情報処理の世界は
急速に加速しているようです

それでも　時代に後れないよう
吸収しようとしている自分に
天晴れさを感じている

知れば知るほど
面白い世界ではあるが

それを如何に
活用できるかが問題で

理想を描いて
それに向けて研究を
しようと思うのだが

悲しきかな
なかなか時間を確保できない

時間は作るものと言うが
現実は甘くない

真似をするのは簡単だが
生み出すには努力が要るものだ

自己満足だけでなく
効率化を図れれば幸いなのだが

期限が迫りつつある中で
思い道理に事は進むのだろうか？