木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

季節の変わり目

2011-03-30 22:40:09 | Weblog
おをひく今日も何にもブログいネタがないわ と思いながら悪友と電話してる最中その男は来た
 ピンポ~~ン と一階の玄関から呼ばれた
「大家さん? 301の○○の友達だけど、奴に貸してある自転車の鍵が欲しいんだ
 何回呼んでも 出てこんし 大家なら何とかしてくれんか」
と思わず口があんぐりするような論理展開
「それはあなたと彼の問題で僕の出る問題じゃないんじゃない?」
「大家なら何とかしてくれんと」とまた繰り返す
でも百歩譲って
「○○さんに連絡ついたら言っといてあげるしあなたに連絡してあげるから電話番号教えといて」
「電話はない」
どうしても僕に責任をとらせたいらしい

こいつ、少しというかずいぶんおかしな奴みたいで ちょっと話すとそれがわかるってことあるじゃない?
これは長引くなと思ったんで少しキレ気味に話しだしてしまった
「おめーなええ加減にせんと警官呼ぶぞ」とかもう少しお下品な言葉も使ったかもしれん
「おお呼べ 俺は何にも悪いことはしとらん」
まあそこで終わりにしといた

しばらくしたらまた ピンポ~~ン 
「警察呼んだか」
今度は無視して受話器を下した


そして15分後 防犯カメラがその男と警官二名を映し出した
また鳴った ピンポ~~ン
「大家さんですか?警官ですけど、ちょっとお話聞かせていただけませんか?」
それで7階まで彼らは来た
もうわかってる
呼んだ人間が普通じゃないことを
「すみません、110番されたもんで出てこないわけにはいかなくて」
ようするに自転車を返してほしいんだけどその相手がいないってこと
それだけのことで110番するアホ
アホの相手もしなくてはならないつらさ
僕のところへは丁寧に挨拶して降りて行った
その後また一階の駐車場で20分位すったもんだをしてるのがカメラに映る
声は聞こえないけどなんか掴み掛らんくらいの勢いになった
そして画面から消えて行った・・・


窓から下を見下ろすとパトカーの中に消えて行った3人
これも税金が使われてるのかと思うと切ないこと 特に今は

もっと有意義な使い方しなくちゃね
コメント (16)
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