大好きな宮部みゆきの「チヨ子」を読破するのにニ週間もかけてしまったのに「ビブリア2」は一日「冬の童話」570ページは2日で読み終えた
小説の出来にそれは関係してるのだろうかそれともただ単に僕の環境なんだろうか
昔、「天国への階段」を読んで号泣したことがあったから「冬の童話」はかなり期待しながら読み進めたわけだ
49歳の稲垣聖人(まさと)は21歳の名高そらとひょんなことで知り合う
聖人は親に捨てられ、長野の擁護院で育てられ、東京に出て苦労して出版社を興し成功への道をひた走る身
そらは優しかったはずの母の再婚相手に暴力を受けて傷つきながら大人になった
そんな二人が知り合い、そして偶然再会する
そこまで読んだ時780円出してよかったなぁと思った
すごくロマンチックだしワクワクさせてくれた
夢も希望もあった
・・でも
最終的には裏表紙にあるように
落涙必至の純愛小説
であるのだけれど
タイトルが韓流ドラマみたいなのがちょっとね
実は主人公は「アメージング・グレース」というタイトルをつけてこの原稿を持ち込む
僕はそっちのほうが好きだな
勧めますか?と問われれば・・・
ご自由に(笑)
僕はもったいぶりながら他のことをしながら2日で読んだってことです。
まぁ両方とも読んでないひとに片方だけ読むから
と言われれば「天国・・」の方を指差すだろうけどね
再会するところまてで定価はペイしてるとは思うよ(笑)