木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

核兵器

2012-11-21 22:47:54 | 社会
「日本は核兵器(保有)に関するシミュレーションぐらいやったらよい。これが一つの抑止力になる」
石原慎太郎が昨日、外国人記者の前で放った言葉だ
多分僕のブログを見てくれてる人にとって現実離れをしてて、日本にそぐわない言葉だと感じられてることでしょう
一年前の僕ならきっとそう思ってた

でも竹島のことはさておき、尖閣に固執する中国の言動を見てると
核兵器は遠いところの話じゃなくて すぐ隣にあることを思い知らされる
その矛先はこの国なんだ

先日の原発の時にも書いたけど、中国軍部の中には
日本を焼け野原にするのは簡単 という言葉を口にする者がいるそうだ
またまたご冗談を という気持ちと あの国ならもしかしたら という気持ちが入り乱れるようになった

そう考えると、もっと理不尽な思考回路を持つ北朝鮮という国にもその武器が存在するのか、しているのか
定かではないが近い未来には確実にそうなるのだろう


僕たちはそういう武器に囲まれてもアメリカが守ってくれるんじゃないかと思っていたけど
どうもそっちの頼りは肩すかしに遭う可能性も出てきた
もし日本が核攻撃を受けたら、あるいは受けそうになったら・・・
アメリカはその代りにその国に核兵器を放つのかどうか
それが北朝鮮ならやってくれるかもしれない
でも、相手が中国だったらきっと躊躇する
何故かと言えばその報復のためアメリカ本土を危険に晒すからだ
きっと非難はするがゴーサインは出さない
日本ごときのために本土の危険を引換ない
ある意味当たり前のことだ
中国には400発以上の核弾頭がある


先の原発記事で存続を期待した一番の理由は実はこっちの心配があったから
原発をただ単に発電の手段として考えるなら僕としては全然未練はない
世界的にも優秀な原発技術者の存在が将来の核戦争への抑止力になるんじゃないかという期待だった
ほんとうにそれが核兵器の何かにつながるかどうか詳しく知らないけど
絶対に使ってはいけない武器、でも片方だけが持っていたら対等に話が出来なくなるのも確かなこと
外交が大事
それは当たり前だが、そのためのツールを日本はあまりにも持ってない


こんな例は上げたくはないがインドとパキスタンの様子をご存じだろうか
かつてあれほど小競り合いを繰り返し、一触即発だった両国
お互いに世界の非難を無視して核開発をした結果
なんと静かになったことか
理想的な収め方ではない。でもそれで均衡を保っている

確かに危ない話だ
両方ともないのが一番

でも日本の周りにはあっちにもこっちにもある
その中で平和に暮らせるのか
日本だけがターゲットになるって心配でしょうがないのだ

石原代表の言葉は過去なら笑って過ごせるが
今ならもっと真剣に考えるべきことじゃないだろうか
笑って見過ごすことじゃないと思う。


昨日偶然見たテレビで この話を紹介してた
またあのおっさんが飛躍したことを言ってる
と、嘲笑でもするがごとくの報道の仕方だった
ただ一国だけ核の悲惨さを身を持って体験した日本だからもうあるはずがないと思っていないだろうか


あるブログに書いてあった核シェルターの普及率
  スイス   100%
  イスラエル 100%
  ノルウェー  98%
  アメリカ   82%
  ロシア    78%
  イギリス   67%
  シンガポール 54%


日本で核シェルター見たことありますか?
  日本      0.02%

防御態勢は0.02%ですよ
世界ではこれほど身近な恐怖を感じてるのにのんき過ぎないだろうか





コメント (2)
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