木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

久しぶりに日展

2014-02-02 23:39:45 | まっち
本日、長年の念願を達成した
愛知県美術館へ行ってきた
「日展」が開催されていたわけだ
しかも、今まで一人でしか行ったことなかったのに、何と連れと二人で。
普通、作品を鑑賞するのに、二人で行くということは百害あって一利なし と思うでしょ?
見ることに関しては相手を気遣いながら、好きな作品の前で立ち尽くすこともできないという大きな欠点を有する。
まぁ前半はそれがあった。
作品を見るとともに、連れの様子を見る
ラブラブ過ぎるなら、手を繋ぎながら見るって荒業も有るのだが、最近はちょっとそういうわけにもいかん事情もある。
二人離れながら、また近付いては静かな会話を交わすくらいの距離感で、日本画から洋画コーナーまで過ごした。
そうそう 僕の大好きな曾剣雄さんの作品もバッチリ鑑賞した
今年はこの作品だ

     
      夢のメロディー


そして足を踏み入れた「彫刻」
またいつものように前向きに飾ってある作品群
お尻フェチの僕にはむごい仕打ち(笑)
その中でも部屋の真ん中に数点が展示してある
作者の解説が始まった

      
       The Seeker−探求者−   野眞吾
       自らが逆境に立ち向かう姿を表現したんだとか
手を上げて質問しちゃったりして、勉強になったし楽しかった

念願を達成した というのは実はこの後のことだ
2つある部屋の2つ目で作品群の後ろにちょっとしたスペースがあることに気付いた
一緒に行ったその人が
「そんなに好きなら、後ろから見てみたら?」と勧める
「えっ?そんなぁ・・」って言いながらそこに回り込んでみた

やっぱり素晴らしかった
後ろから見る価値は十二分にあった
例えば、フェチを横に置いたとしても
赤ん坊を抱くお母さんの像 その背中の何と優しいことか
愛が滲み出ていた
勿論そのほかの作品も僕の心を満たしてくれた作品の多かったこと

後ろから見ること
実はそれは決して一人で見に行ったときには出来ない
作品の前にいてくれるその人と話しながら、声を掛け合いながらだとなんとなく変態には思われないんじゃないかという安心感がある。
その人が女性だからなおさらである。
そしてある木彫の女性像の後ろへ彼女を誘い込んだ。
可愛いお尻の丘に木目が揃って、それは美しい作品だと二人で納得した
やっぱり後姿は美しい
でも残念ながらそれがどの作品だったのか、顔を見てなくて・・・
http://www.nitten.or.jp/exhibition/45_list_sculpture_all.html
この中のどれかなんですけど・・・



コメント (4)
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