12時を過ぎて27日になった
娘の20歳の誕生日だ
「二十歳の誕生日おめでとう」と打とうと思ったのだが
「はたおめ~」とだけ打って送信しといたのだが・・
返事がない
まだ働いてるのかもしれない
当日は土曜日だったはず
昼間、多分4年生だった息子の部活サッカーの試合を見にいった
スコアは覚えてないけど、同点でPK戦が始まった
4人目くらいだったか息子の番が来た
ひやひやドキドキしながら見てた
慎重にボールを置いて、狙いすましてボールを蹴った
ボールは勢いよくゴールの右隅に・・・突き刺さらなく
キーパーの前にころころと転がって、難なくキャッチされた
よー忘れんわ(笑)
夫婦揃ってそんな光景を目にしたその夜遅くかあちゃんは産気づいた
「そう簡単には産まれませんよ」という看護師さんの言葉と裏腹にあっという間に生まれた
勿論母親は苦しんだには違いない
産室へ一緒に入ろうとしたが「パパには苦しんでるところを見せたくない」と言って入室拒否
勿論このときは離婚の「り」の字もなかった
ずっと幸せだったよ
兄ちゃんの後、翌年産まれた兄ちゃんは一か月で亡くなって、その5年後に生まれそうになった姉ちゃんは6か月の早産で死産
その間にも初期流産が多分2回くらいはあったんじゃないかな
だからすごく大事な娘だったし、大事にしてきたつもりだったよ
それなのに、こんな形にしてごめん
でも今元気で頑張っていてくれてありがとう
これからもがんばれ
多分、この文章は見ることないと思うけど(笑)
20歳おめでとう、 そしてありがとう
10年前の日記が出てきた
2004年02月27日
あー へ
その日小学4年のにいちゃんのサッカーの試合の応援にとうさんとかあさんは出かけました
同点のまま試合終了のホイッスルが鳴って
PK合戦の始まりだ
一歩リードで迎えた4人目だったかな
にいちゃんの順番が回ってきた
にいちゃんの蹴ったボールはへなへなへなとゴールキーパーの足元へ
難なく捕まれてまた振り出しに戻ってしまったんだよ
でもね次の子達やキーパーが頑張って
とうさんやにいちゃんやあーの小学校は勝ちました
それから夕方とうさんの友達のうちの玄関前で
子供たちの話をいっぱいしたんだよ
夜になった時 かあさんはお腹が痛いと言い出しました
九時半か十時頃だったかな
お医者さんへ電話したらすぐ来てくださいって言われたので
20分くらいかけて母さんを車に乗せていきました
にいちゃんはうちにおいたままね
かあさんは病院のベッドで苦しんでいます
とうさんは何にも出来なかったなぁ
でも必要なものをコンビニへ買いに行き
部屋に帰ったらすぐかあさんは別の部屋へ移されました
とうさんがかあさんの手を握ったら かあさんは
「こんな苦しむ顔を見られたくないから 一人で頑張る」
そう言ったんだ
廊下にかあさんのうなってる声が聞こえてきます 苦しかったんだと思います
一時間位したのかなぁ
そのとき
あかちゃんの声が聞こえたよ
あーがとうさんとかあさんのところにきてくれました
やっときてくれました
かあさんはすごい人だと思ったよ
10年前の今日だよ
お誕生日おめでとう
大切にするからね
10年前の記憶も今からの記憶もそんなに変わってない
だって本当のことだもん
大切にしたつもりだよ
娘の20歳の誕生日だ
「二十歳の誕生日おめでとう」と打とうと思ったのだが
「はたおめ~」とだけ打って送信しといたのだが・・
返事がない
まだ働いてるのかもしれない
当日は土曜日だったはず
昼間、多分4年生だった息子の部活サッカーの試合を見にいった
スコアは覚えてないけど、同点でPK戦が始まった
4人目くらいだったか息子の番が来た
ひやひやドキドキしながら見てた
慎重にボールを置いて、狙いすましてボールを蹴った
ボールは勢いよくゴールの右隅に・・・突き刺さらなく
キーパーの前にころころと転がって、難なくキャッチされた
よー忘れんわ(笑)
夫婦揃ってそんな光景を目にしたその夜遅くかあちゃんは産気づいた
「そう簡単には産まれませんよ」という看護師さんの言葉と裏腹にあっという間に生まれた
勿論母親は苦しんだには違いない
産室へ一緒に入ろうとしたが「パパには苦しんでるところを見せたくない」と言って入室拒否
勿論このときは離婚の「り」の字もなかった
ずっと幸せだったよ
兄ちゃんの後、翌年産まれた兄ちゃんは一か月で亡くなって、その5年後に生まれそうになった姉ちゃんは6か月の早産で死産
その間にも初期流産が多分2回くらいはあったんじゃないかな
だからすごく大事な娘だったし、大事にしてきたつもりだったよ
それなのに、こんな形にしてごめん
でも今元気で頑張っていてくれてありがとう
これからもがんばれ
多分、この文章は見ることないと思うけど(笑)
20歳おめでとう、 そしてありがとう
10年前の日記が出てきた
2004年02月27日
あー へ
その日小学4年のにいちゃんのサッカーの試合の応援にとうさんとかあさんは出かけました
同点のまま試合終了のホイッスルが鳴って
PK合戦の始まりだ
一歩リードで迎えた4人目だったかな
にいちゃんの順番が回ってきた
にいちゃんの蹴ったボールはへなへなへなとゴールキーパーの足元へ
難なく捕まれてまた振り出しに戻ってしまったんだよ
でもね次の子達やキーパーが頑張って
とうさんやにいちゃんやあーの小学校は勝ちました
それから夕方とうさんの友達のうちの玄関前で
子供たちの話をいっぱいしたんだよ
夜になった時 かあさんはお腹が痛いと言い出しました
九時半か十時頃だったかな
お医者さんへ電話したらすぐ来てくださいって言われたので
20分くらいかけて母さんを車に乗せていきました
にいちゃんはうちにおいたままね
かあさんは病院のベッドで苦しんでいます
とうさんは何にも出来なかったなぁ
でも必要なものをコンビニへ買いに行き
部屋に帰ったらすぐかあさんは別の部屋へ移されました
とうさんがかあさんの手を握ったら かあさんは
「こんな苦しむ顔を見られたくないから 一人で頑張る」
そう言ったんだ
廊下にかあさんのうなってる声が聞こえてきます 苦しかったんだと思います
一時間位したのかなぁ
そのとき
あかちゃんの声が聞こえたよ
あーがとうさんとかあさんのところにきてくれました
やっときてくれました
かあさんはすごい人だと思ったよ
10年前の今日だよ
お誕生日おめでとう
大切にするからね
10年前の記憶も今からの記憶もそんなに変わってない
だって本当のことだもん
大切にしたつもりだよ