木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

愛の形

2015-12-11 23:51:51 | 友達
廃材を焚き物としてもらっててくれる人がいる
見たところご主人は50手前
奥さんは自然食品のお店をやってて、その人の意向で薪ストーブを使ってるとか
いわゆるロハスな生活?  よう知らんけど

水曜日に「明後日、又もらいに行きたいんだけどいい?」
実は今廃材がほとんどない
出来た時点で焼却炉って感じで、余分な廃材を処理してたから
夏ごろにたっくさん持って行ってくれて、10月にはもういらん状態だったんで貯めてなかった
それで急遽5袋くらい廃材製造。 作ろうと思えばすぐに作れるけど、仕事はそっちのけになる
それができるってことは仕事は今暇ってことだ

4時半頃に来て簡単に積み込み終わった
「来週は娘が帰ってくるんで忙しい」
彼ら夫婦には中学2年生の一人娘がいる
中学生になって同じクラスの苛められてる子をかばってから自分が苛められるようになった(本人談)
2年生になって完全に不登校になってしまった

奥さんは仕事してるから友達も多い
そこからの情報をもとに3か月ほど前から外国への留学をさせることにした
小さいころから英語教室に通っていたことも助けになり、ニュージーランドの中学生になった
家でゴロゴロして何もしなかった子が、はつらつとしてるという
年間350万もかかるけど、娘の笑顔には替えられない
「日本の中学に行ってるより100倍楽しい」そういう娘の声は彼らにとってどれほどうれしいことだろう
一応高校生になったら日本の高校に通うつもり と娘が言ってるそうだけど
もし実際その時に彼女が望むならそのまま留学させてもいい と思ってるようだ
「住宅ローンもあるし、苦しいけど・・・まぁ最悪家を売ればいいから」
本当に子供が一番大事なんだよね

再来週もう一度来るって言ってたからまた作ってかなきゃ
コメント (4)
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