木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

思い出せば

2015-12-14 23:44:13 | タイムマシン
武田鉄矢の司会の歌番組を見てた
懐かしのフォークソング&ニューミュージック的なやつだ
どれもこれもそこそこの思い出がある
自分でやってたからってこともあるけど・・

1973年といえば僕はまだ19歳
部屋にギターはあったけど人前で弾くことは意識の中になかった頃

車を買ったばかりで敬ちゃんとその彼女(今の奥さん)、その友達と海水浴に行った
彼はその女の子を紹介してくれるつもりもあったようだったけど
まぁ、そこだけの友達にしといた
それは向こうの女の子もそういう気持ちだったに違いない
それからしばらくして今度は結構マジに女の子を紹介すると言ってまた彼女の友達と4人でドライブすることになった
この前の子とは違って・・・とにかく違ってた
敬ちゃんの彼女は当時スッチーを目指して専門学校へ通ってて、そこでの友達だった
ちょっと僕は緊張していた


その前日何かの拍子にカセットテープに入れた曲があった
良いから入れたのか入れて聞いてみたら良かったのか そこんところは詳しく覚えていない
ただポプコンのグランプリ いや世界歌謡祭のグランプリって紹介だったと思う
これがすごく良かった
そのテープを車に差し込んでON

敬ちゃんと彼女は後ろの席で僕の隣にはそのスッチーズエッグ
その彼女がこの曲をむちゃんこ気に入った
終わると巻き戻し聞く また巻き戻して聞く
何度もそれを繰り返し続けた

それがこの曲だった
どんなにかわいい子が歌ってるのか
僕もワクワクしながら彼女の手の動きに同調してた


あなた 小坂明子 Anata (You) Akiko Kosaka



現実の厳しさに直面した部分もあったが、彼女と二人で会う機会もできた
僕はまだ僕ちゃんで何の作法も身に着けてなかった
ある日の帰り暗くなってから彼女の家のそばの公園まで来た
それがどんな合図だったのか今なら想像はつくけれど
残念なことをしました
同い年の彼女は大人だったと思う
僕の心情はチャンスに後ろ髪はある だけれど、ない時もある(笑)
彼女はストライクだったけど外角低めのスライダーだった
見事な空振りだ
なんてことを思い出した「あなた」


付録ですが彼女は結局その職には就けず、日本IBMのOLさんになられました。
元気かなぁ・・・
コメント (4)
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