木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

個人的若葉のころ

2015-12-22 23:51:52 | タイムマシン
中学の時「週番」って役があった
何をしてたのか忘れてしまったのだが、多分みんなより早く出てきて学校の雑務をしてたのだろう
一週間続くのだがこれが珍しく縦割りの人選なのだ
つまりその週は1年B組2年B組3年B組のメンバーが同じ仕事をする
3年B組の学級委員だった僕は2年B組の副委員長の美穂ちゃんと同じ仕事をした
クラスメイトが「美穂ちゃんかわいい 好き」って言ってたのは知ってて
「ふ~~ん」って思ってたのにいつの間にか僕も好きになってしまってた
中学生だったからそれはそこまでで僕の心の中以外は何も進展はしなかった
そうだ心の中では立派に進展していた
彼女の家は僕んちから速足で3分半くらい
本屋さんの前を通るからそれを目当てにやけに長い立ち読みをしたこともあった
B紙を丸めてそれをくるくる回しながらまるで鼻歌でも歌ってるみたいに楽しそうに歩いてゆく
そんな後姿を見てドキドキしていた

高校生になっても彼女のことが忘れられなくて日記を書き始めた・・・
以前の記事に書いたことがある


高校生の時「日記」を書いていた
ちょうど高校の一年生になった時くらいからだと思う
中三の時に縦割り週番で同じ役割をした中二の子が好きになって
何にも行動を起こさないまま高校生になった
美穂ちゃんのことを思ってつけてた日記だった
ばっかみたいだったけど、なんか一生懸命彼女を思って書いていた
見開き2ページに4日分の出来事が記せる
入学祝に誰かからもらった万年筆で縦書きに綴っていた
大きな文字の時もあったし、小さな文字で次の日の欄にかかることもあった
毎日ではなかったけど僕の想像は彼女を勝手により美しいものに変えていったのかもしれない
二年生になってラブレターを書いた
一回だけ一緒に近所の公園を歩いた
子供のころからの遊び場だった鶴舞公園は地に足がつかず一段上の空間を歩いてようだった
初めて女の子と一緒に過ごした時間は思い出すと今でも冷や汗が出てくる
こんなに苦しいなら一人でいた方がいいとも思った
思い通りに一人のまま・・・彼女とは二度と会うことはなかった


彼女の小さな家は僕が結婚するころまであった
でもきっと僕より先にお嫁さんになってしまったんだろう


これが僕の小さな恋のメロディーなんだな
  do do do do do dododo do・・・




若葉のころ  /  ビージーズ  歌詞



コメント (2)
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