木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

緊急措置

2016-03-04 23:49:17 | 賃貸業
昨夜知らぬ間に2件の着信 店子の一人の女の子からだった
こういうのは碌な電話じゃないから気が重い
気が重いがこれも仕事の一つだ
折り返す
一度鳴って相手が取った感じがするんだが声は聞こえない
もう一度掛けるが同じ様子
ちょっと嫌な予感
向こうから掛かってきた
取るとなにも聞こえない
もう部屋に帰ってたからその部屋まで行ってみる
インターフォンを押すと返事が聞こえた
最悪の予想は外れてホッとした
「あっすみません。電話が調子悪くって・・・
 あのぅ、トイレの水が流れないんです
 流そうとすると溢れて来そうで 」

今までこういうトラブルは一度もなかった
始まりだと嫌だなぁ と思いながら話を聞く
明日なら管理会社で対応できるだろうけど、本当は管理会社の仕事で大家には関係ない と言いたいところだけどそうもいかん
もう9時半過ぎてて会社には誰もいない
「今夜トイレを使えないんだったら、会社で泊まってもいいんですけど岡崎だから・・」
一晩くらい風呂で流すとか出来んかな と思いながら口には出さず(笑)
と言って僕の部屋のを使いなと言うのもなんか不自然?

いつもの管理会社を卒業して独立してる人と話す機会があったんで彼の電話番号は控えてあった
「それは大家さんの責任じゃなくて入居者ですよ」 と言われて
「でも知ってる業者を探してみます」 と言ってくれたが・・結局つかまらなかった

本人がネットで探してすぐ来てくれる業者を見つけた
「こっちで払うから来てもらって」

30分後30歳ちょっとくらいの男性が来た
「できるかどうかわかりませんがやってみます うまくいかなかったら料金は発生しません」 と言ってくれた
その代り成功報酬は15000円+消費税。
昔からゴムの吸盤みたいなやつがあったよね あれでやるんかな と思っていたけど業者らしい専用器具を持ってきた
あのゴムの奴は押し出すんだそうだが、彼が持ってきたのは逆に一度戻す形をとるらしい
一度やって水を流したら通った 落ちてゆく
今度はペーパーを何枚か千切って水の中に落としてから流すと流れた
「通りましたねぇ」
「もう後二三回それで通してみて」 とお願いして 完了。

まぁ10時から賞味10分くらいの作業で16200円
これなら納得できる
うまくいかなかったら 0円です の言葉が効いてる

で、最後に業者の名前を聞いてびっくり
生活救急車の中の水の救急車だって


昔々、ぼったくりじゃねーの
の業者だった
まぁ今回は納得できたんで個人的な携帯番号を教えてもらっておきました
使うことがありませんように と祈りながら


コメント (10)
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