木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

台風野郎

2018-07-28 00:23:28 | 
今度の台風、どうしてこんなコースを辿るんでしょう
僕の薄弱な記憶ではこんな東からやってくる奴なんていなかった
このところの雨の降り方は常識外れでこのとんでもない奴がどんな雨や風をもたらすのか
戦々恐々の心持ちでお待ちしています
ああ、今回の水害で被害を受けた方々はもっと心配しておられることでしょう
被害がありませんようにそう願うしかない


こちらで台風と言えば伊勢湾台風(昭和34年)
幼稚園児だった僕は屋根瓦が飛んでいく絵を描いた
なんとこんな小さい時に描いた絵を憶えているなんて・・その後の絵と比べても一番鮮明なのかもしれない
うちも屋根瓦が飛んだことは勿論、南側の壁が崩れそこにあったおふくろの嫁入り道具だった箪笥が家を守った
名古屋の南地区は悲惨な状況だった
高潮が重なりその水位は殺人兵器となって人々を襲う
しかも貯木場の木材が流されその材木が家々をなぎ倒した
不幸が重なって偶然も重なってとんでもない被害をもたらすことになる

あの台風以来親父の台風恐怖症が始まった
台風が近づくとその準備を終えた後、そわそわイライラが始まる
いつもの親父と違う それはかわいそうなくらいだった

晩年今のビルになってからその恐怖から解放された
13年間親父孝行をしたわけです 図らずも(笑)

被害が出ませんように そう願って・・・

 
コメント (6)
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