乙女の姿 しばし留めん

中学時代と高校時代
そのお世話になった恩師とはそれぞれ一人ずつ
今でも年賀状のやり取りがある
いやはたしてお世話になったという言葉が適当なのかどうかはよくわからない
高校時代の高野先生は2年の時の担任
その時代から続いているわけではなくて
多分、20数年前のクラス会からじゃないかと思う
それにしても大したものかも
ハンサムで若々しい先生だった
クラス会をやってもクラスの中に溶け込んでどこに先生がいるのかわからないくらい
でも、ぶっちゃけ言うとそんなに好きな先生でもなかったわけだ
そのころ足の甲の骨が少し欠けたことがあった
体育の時間にサッカーボールを向こうからとこっちからと同時に蹴った際
運悪くその衝撃での結果だった
母親がそのことを先生に報告した
「えっ、そんなことで骨折？」
「なんて・・疑ってるんだよあの先生」　と言われたことがまだ頭の中に残ってる
今年の賀状には
根気がなくなりました　などと少し弱気な言葉が綴ってあった


もう一人は中学3年の時の担任、鳥本先生
この人とは卒業以来ずっとしてると思う
今考えると当時まだ若い先生だったがその若々しさをあまり感じなくて
ベテランの雰囲気を持っておられた
国語の教師で・・・
鶏ガラのように痩せた顔で笑いかける
実はこの年、僕は前期も後期も学級委員だった
結構校内では優秀だったのだ
でも、どうしても担任の教科「国語」で「５」が取れない
先生はなんとかしてお前に５をやりたい　と思っているのにどうしても残念ながら上げられない　という顔でいつも僕を見てたような気がする
それはわかってたから、僕は鳥本先生は好きだった
「先生になるのも悪くないぞ」
そう言われたことはずっと心の奥にしまってある


ある日、理科室でだったかなぁ
国語の授業の時に、百人一首のカルタ取りをする機会があった
みんな、のんびりした奴ばかりで、上の句を読んで下の句に行くまで誰も字札を取るのがいなかった
で、僕は狙っていた
あれが来たら絶対に取るぞ、と
半分も過ぎて、残り三分の一あたりになったとき
「あまつかぜ～～～」
「はい！」

先生の顔が全部笑顔になった
「おまえぇ、それだけは知ってるのかぁ」
僕の唯一の切り札は
「天津風　雲の通い路　吹き閉じよ
　　　乙女の姿　しばし留めん」

をとめのすがたしばしとどめん
いい言葉だ
当時からそう思っていたが、今言葉にしてみるともっと実感が湧く

坊主捲りをすると全財産を一度に放出させられる「坊主」だけれど
この絵札を見ると、先生のあの笑顔が思い出される
いつまでも元気でいてください

2/5【報道特番】パチンコで壊れる日本[桜H23/2/12]

2/5【報道特番】パチンコで壊れる日本[桜H23/2/12]




いやぁこの前これの前編を貼り付けたのだけれど
この休みに続きを見てみました
おそろしい
パチンコ業界ってのは恐ろしいくらい進化をし、そして完全に悪の道に踏み込んでる　としか思えない

脱税摘発から逃れるために国会議員と癒着
その脱税の仕方、数々
また、ところによってではあるが玉の計算装置を改ざんして
実際の玉数よりも少なく表示させる
客によって玉の出し入れを遠隔操作で自由に操る
もうパチンコは運によって出る出ないじゃなくて店側のさじ加減ひとつなのだ


「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」の筆者若宮健氏のインタビュー
相手は内情を知り尽くしている元店長、統括部長
慣れないインタビューで少し聞きづらいとこもあるけど
内容がすごい
こんなんだったらパチンコなんてやる意味がない
業者の掌で踊らされてるだけ

昔はのんびりしたまさしく遊びだったけど
今はハイテク依存症製造装置に成り下がった

絶対にもうやらん方がいいよ
ただ遊びたくて、お金はいらん人なら・・・しょうがないのかな

やっぱりもう日本にはあってはいかん物だと確信した

成人のブルース

19才から25才くらいまで成人式のお手伝いをしてた
僕らの成人式は名古屋の中区全体で鶴舞公園内の名古屋市公会堂という伝統ある(古いってこと）建物で行われてた
前に鶴舞公園紹介してた時の写真があった

　　　
　
手伝ってたのでその代表をやらんか　と言われたが固辞をした
でも翌年の前年度成人代表は固辞しきれなかった

これはただ松明の灯を蝋燭につけるだけ
そのくらいなら何とかなるかも　と

こんな練習風景の写真が残ってた

　　　　　　　

カラーのシステムがなかったわけじゃないんだがなぜかモノクロ写真で残ってる

で、本番は小さいがカラーのが一枚あった
　
　　　　　　　

ただスタッフだったから表に出ただけで、優秀とかそういうことじゃない
翌年、妹も新成人の代表で舞台で記念品を受け取る役をやった
同級生らから「何であの子が？」って思われたらしいが
ただ兄の七光りだったわけだ

一応厳粛な席だった
その後、あちこちで子供っぽいやんちゃ坊主成人式が有名になったりするが
自分たちの時代では考えられなかった愚行だと思う

その後スタッフとして3年連続で式の後のアトラクション担当になり
ポプコンで頑張ってた地元の子たちとの交流で僕は個人的に楽しい思いをすることができた
そこで、恋をして、失って・・
ホントの成人式を経験していったというわけだ

懐かしいな、成人式
成人のブルース



オレしか聞かんかもぉ
いんだもん

髪

「あんた、養毛剤使っとるの？」
なぜだか正月、同じ炬燵に入ってる僕にポタが言った
「使っとるけど・・なんで？」
「この前お墓参りの時、上からあんたの頭見た時、うすなったなぁと思ったで」
とまあ何ともはっきりといわっせる
そりゃ昔に比べたらそうだろうけど・・
ただ正面から見たら一時に比べると増えたような気になってる
どっちにしても一番の弱点はつむじのあるあたりだろうと思う
お風呂で寛ぐと桶に当たる感触にあまりクッション的な厚みを感じられない・・から

今使ってる養毛剤は三代目
1本ずつ使って3本目だ
一番いい香りがするけど効果の方はどうなのか
微妙
でもまあさ、もうすぐ59
禿げてもしょうがないかもね
ポタ方のじいさんはカッパ型の頭だった
父方のじいさんは坊主にしてたけど、ごま塩頭だったから禿げてはいなかったな
どっち方になるんだろ？
ちなみに親父は最後までちゃんと髪はあった

もう4年ちょっと床屋へは行ってない
確か、息子の結婚式の前日以来
その前もそのくらい行ってなかったんじゃないだろうか

僕の髪は結構いい加減の、、難しいな言い回し
良い加減のウェーブがかかってた
床屋さんを含めていろんな人にそう言われてた
だからか、自分で100円の剃刀式頭髪カッター使って自分でカットしてもあんまり変だと言われたことがなかった
むしろ床屋へ行ってカットしてもらった髪より
自分で少しずつカットした方が違和感がない
ただの自己満足かもしれんが
100円カッター3本目
安い髪です

もうちょっとお金かけなきゃいかんかな？？


「冬越え間近」とんぼ。

パチンコ、やめましょ

小さいころの自分には、親父に抱っこされてそこではじいた玉の行方を一個ずつ確かめながら楽しんだあったかい思い出が中心だったパチンコ
名古屋で出来て、台湾や韓国まで進出したけど
結局嫌われて廃止の憂き目にあった。
昔の一個ずつ打ち放つパチンコ玉ならそんなケチなことは言わないけれど
右手で支えるだけで何発も連続してヒットする今のシステムは
僕としても擁護は出来ない
残念ながら僕のいい想い出だったパチンコは今や社会のガンになりつつある

韓国では一時15000店ほどの数に上ったその遊戯は
数々のトラブルがあり、2006年にはっきりと韓国政府により廃止が決まった
その結果、一般の消費が伸びたという事実もあるという
最近その言動に不信感を募らせるばかりの彼の国だが
この英断は素晴らしいの一語に尽きる

実はそういう事実を最近まで全く知らなかった
日本のマスコミはそういう自分たちに都合の悪い事実は報道しない
いつからかパチンコ業界のコマーシャルが解禁となり
いまは、テレビを見てても、ラジオを聞いてても
その業界の関連スポンサーを聞かない日はない
つまりマスコミは飯の種であるパチンコの不利な事実には目を瞑っている
それは今でもずっとそうなのだ

名古屋のシンボルの一つのパチンコがこの町から消えるはずはないと思いながら
パチンコ店排除に賛成の署名をした
そのあとでいろいろ見聞きしてゆくうちに
やっぱり名古屋でも無くなってしまった方がいいんじゃないかと思うようになった
パチンコ依存症という病気がある
どれだけの人が苦しみ、不幸に落ちたのか
立派な病気だそうだ
これはパチンコがあるからできた病気だ
そして、その人たちを犠牲にしてできる大きな利益が
これを排除した韓国やそのお隣の北朝鮮へ渡る
日本を原爆のターゲットにしてるその国へ
自分たちの出したお金で、自分たちが原爆のターゲットになってるなんて本当に日本はどうかしてる

そして警察との癒着
元警視総監でさえその業界へ天下りしてる事実があるという
勿論その下っ端も続々と・・・
公営じゃないところでギャンブルはしてはいけないことになってる日本の法律
それを取り締まるはずの警察の幹部がそこへ天下れば
現場の警官が取り締まることなんてできるはずがない
子供でも分かる図式であり、誰も納得できない図式だ

知れば知るほど、これはもう、一度ご破算にすべきシステム・・・だと思いませんか？
僕たちは基本的には無力だからこうやって一人一人
少しずつ広めていくだけ
この記事でほんの一人でも二人でも同意してくれる人がいればうれしいことです

とにかくできること、パチンコはやらないことだと思う
一般人は確実に負ける！



1/5【報道特番】パチンコで壊れる日本[桜H23/2/12]

夕の風

早ければ今日復帰のはずだった職人さん
残念ながらとりあえず一週間延期
覚悟はしていたけど、しょうがない
一人でやってゆく覚悟も日に日に大きくなってる
出来るのかぁ？
まぁ、売り上げは半分になるかもしれんが何とか日々の生活をするくらいは稼がねば

今日は年末調整の手続きを青色申告会へ行って済ませてきた
明日まででぎりぎりにするつもりだったけど
午前中で今やらなけりゃならない仕事を終えたんで
何とか形だけ整えていってきた
思ったよりも早く済んだ


一つの仕事を終えて、まだ暮れきれてないいつもの街を歩いた
肌寒い風はあるけど、厳しさはなかったから・・・
不安と安堵を一つずつ
ポケットに入れてこねくり回す
　不安を取ったり
　安堵を取ったり・・・
一喜一憂はお家芸
いつもの様子
でも、死にやしない
明るく行くぞ！

高校生、自死

お昼は大体テレビ朝日かTBSのワイドショーを横目で見ながらである
ただし話題が芸能人の冠婚葬祭＋離婚の時は「いいとも」
今日はテレ朝だった
桜宮高校のバスケ部キャプテンの自死問題
部外者である僕が何も言うことはない　と思いながらも聞き耳を立てた
その当事者のご両親が気丈にもテレビのインタビューに答えてる
驚きであった
事があってもっと月日が経ってからのインタビューならまだしも
そんなに性急に話を聞こうとするマスコミには不快感さえ感じる
ご両親にしても無理して応えることもないのに・・・といらぬ心配までしてしまう

自ら何も言うことはないと言ってしまった以上言っちゃいかんとは思うが
それでは記事にならんので勝手な感想を、思ったことを記しておきたい

体罰
自分はされたことがない
そのつらさは受けた者しか分からない　とはいえ
多くの運動選手はその洗礼を浴びて育ってきている・・ようだ
実際に伝統校の部活では先生、監督がしなくとも先輩のいわれなき鉄拳の話は
あちらからもこちらからも聞こえてくる
それでもそれに打ち勝ち成長を遂げてきた人は数限りない

やられたから、後輩に受け継がせるものもいるだろうし
やられたから、後輩には受け継がせないものもいる
僕はやられてはいないけど、先輩風を吹かすこと自体がいやだったので
後輩に対して厳しいことをいうことはほとんどなかった
ただ、それはもしかしたら後輩を突き放してたんじゃないのか
もっとホントに後輩を思うなら、叱り飛ばしながら指導すべきだったのではないだろうか
そういう思いも今になって感じることも有る

本当に強くなることを思うなら、思わず手に力が入ることはあるかもしれない
そこに愛があるのか・・・
もし今回のこともそこに愛があったらきっと彼にも伝わったはず
愛の鉄拳は血を見たらダメだけれど、腫れくらいはしょうがないかもしれん
強くなるために

自死を選んだ彼には可哀想なことだったとは思うけれど
それを選んでほしくなかった
おかあさんと意思の疎通は普通以上にあったという
それならなぜそのおかあさんをこんなに苦しめ、悲しませることをしてしまったのか
敢えて言ってしまうけれど、自分勝手だと思う
誰かに頼ってでも違う道を見つけて欲しかった
助けてくれる人は、それを示せばいくらでもいたはず
彼のような決断をする人が少しでも減って欲しいと願わずにはおれない


学校では保護者の集まりがあって学校の対応に批判のあれこれもあるようだ
それを見てると・・・
いつもいうけれど、明らかな事実があるのにそれを隠ぺいし、その保護者の集まりさえしようとしない

近畿大学附属東広島高等学校
平成25年度から『近畿大学附属広島高等学校・中学校 東広島校』に校名変更

には憤りを感じる
大いに感じる

痛い

二週間ぶりのテニスをした翌日からなのか、炬燵に入ってるにもかかわらず
僕の太ももに痙攣の痛みの矢が飛ぶ
へっ、二度も三度も。。
なんでそんなにつらい目に合わせるんだ
誰にともなく口走る

痛みと戦っててももよおすものはものはもよおす
そのまま足を延ばしてるより、ほんのちょっと痛みのインターバルを狙って立ち上がる
まだ立ってた方が少しだけれど我慢する態勢になれる
足を引きずりながらトイレのドアを開けた
あっまたマイケルがついて来た
うっとおしいのだ、ひとりにしてくれ
いつもは座ってする。そのほうが汚れないし、それに楽だから
でも、痛みと戦ってる時は、下手に座るとまた強烈な攻撃を受ける
だから今日は立ったままフタを開けた
正月前に掃除したけど、また便座の裏側が少し汚れてる。
掃除しなきゃ　と、　それどころじゃないところに気が行った

汚さないように、真ん中あたりを狙って放水。。
太ももは痛いけど、きんもちええ。。。

マイケルが視界に入ってきた
僕を見上げている、いや僕じゃなくて、僕自身をだ。
興味深げ
しげしげと見上げる
便器の淵に手をかけた、背伸びした、手出されたぁ
瞬間、左手でブロック
あぶね
おめーも危なかったんだぞ
もう少しでシャワーだったんだから　あったかい　ちょい臭う

もっと大事なこと書こうと思ってたのに・・・

おやすみ
痛い。。

後悔。。する

「さだ君、君にちょっと聞いてもらいたいことがあるんだけど・・・」
ホテルのロビーでさだまさしにそう言葉をかけたのは、手塚治虫だった
「あっ先生、すみません、今から、リハーサルがあるんで・・」
「そっか、じゃまた機会を見つけて連絡するからね」

そんな会話を交わした3か月ほど後に手塚治虫はこの世を去った

リハーサルなんかどうでもよかったじゃん
どうしてあの時、先生の話を聞かなかったのか
それはどんな話だったんだろうか
今になっては後悔の気持ちしかない・・・


そんなトークを聞きながら
はてさて、僕にはどんな後悔があるんだろうか
何度も何度も繰り返してしまったなぁ　と思うこと
これは命に関わるとか、将来に関わるとか
全くそんな気配もないことが頭に浮かんだ

21歳くらいの頃、音楽に興味をもって少し前進した時
ヤマハのポプコンのアマチュア審査員をやらせてもらってた
いつも駆り出されるのは日曜日で、中部大会とか地方都市での予選会なんかにも行ったことがあった
ある日仕事してるところへ電話がかかってきた
「明日、ちょっとした予選会があるんだけど、審査員として出られる？」
珍しくウィークデイだったんで、とっさに
「明日は仕事だから、ちょっと無理です」　と言ってしまった
いや別にそういう理由を言えば、出れないことはない　自営業者の息子。
あとで考えたら、好きなことだし行けばよかったなぁ・・・

それ以来もう審査員として呼ばれることはなくなった。
その結果からしてみても行けばよかったなぁ
と、その後も何回か振り返ることになった


僕の後悔はそんなちゃちな物しかないのか
幸せ者め！
と思ったとたん、一つのことが思い当った

・・・・いかん、いくらなんでもこれは書けん
将来に関わることだった
離婚に至る一つの分岐点かも
自分自身が悪いことをしたというわけじゃなくて
相手の立場に立てなかった時があった
後悔と言う言葉になるのかどうか微妙なところなんだが・・・

詳しいことはやっぱ書けんわ
その時の情景は、思い浮かぶけど

日本はなぜ世界で一番人気があるのか 竹田恒泰

今日は「そこまで言って委員会」には出てなかったけど
いつもそこで活躍しておられる竹田 恒泰氏
明治天皇の玄孫に当たる方だとか
彼の著作「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)」
褒めてもらえるのが大好きな僕が題名に魅かれて読んだのはいつだっけ？
読みやすくて日本人の誇りも刺激してくれるいい本でした
何でここに書かなかったのだろう・・・

その同じ題名の動画に出会いました
二時間以上あります
全部見ろとは言いません
最初のだけでも何とか見てもらえませんかね？
日本人であることがいかに素晴らしいことなのかがわかります
もしよかったら次のも見てください
東日本大震災を通して見る日本人の姿
もう一つ見る気になれば
その教育の欠陥とそれをどう補うか
とにかく僕は夜中の1時から3時までかけて見てしまった
ただでこんな講義を受けられて得をしました
近いうちに消えちゃうそうですから
悪いこと言わんから見てみて
1だけでもいいからね



日本はなぜ世界で一番人気があるのか（１／４）


日本はなぜ世界で一番人気があるのか（２／４）




日本はなぜ世界で一番人気があるのか（３／４）




日本はなぜ世界で一番人気があるのか（４／４）



日本はなぜ世界で一番人気があるのか（あとがき）

貧しき食生活

昨日も今日も寝正月
でもまったく同じかと言えば少しは違う
正直言ってまだ初詣をしてなかった
せめて地元の氏神様へは行かなくちゃ
しかも午前中に・・・

年末に買った食パン、まだ一枚も消費してなかった
賞味期限まで切れちゃった　3日までだってよ
でも勿論食べれる
久しぶりの食パンを食べるのにできればレタスが欲しい
この頃これが高いんだ
300円近くする
でもローソンは常に105円
大きさの違いはあるが1個105円なのでお参りのついでに足を延ばそう
家を出る直前8：30頃に息子が起きてきた
「ローソン行くけど欲しい物はあるか？」と聞く
「100％オレンジジュース500ｍℓのペットボトル、どこのメーカーでもいいよ」

歩いて3分のところに氏神様がある
前回お参りしたのは選挙の日
隣が投票所だ
その時はもう暗くなりかけてたから、今日は少し気分が違う
100円玉を賽銭箱に入れて柏手を打つ
「木工所うまくいきますように、皆元気に過ごせますように・・・」

ローソンはすぐそこだからぐっと大回りして散歩タイム
今日は一昨日のように寒くはない

明るい光の中を歩くと街の変化がよくわかる
新しい店ができてたり、老夫婦で経営してた洋菓子店は年末で店じまいをしてた
これもわかってたけど、僕らが住んでた公団住宅が取り壊され2年くらいかけてかな？
新しい10階建ての大型賃貸住宅が完成する
一階には介護施設がまた出来るようだ

ローソンに入ったけど残念、レタスは売り切れてた
しょうがないんでトマトジュースを1本とピーナッツ1袋
お昼用に菓子パン一個もかごに入れた
息子が言ってたジュースは伊藤園のしかなかったからそれにする
いまどきのジュースは両方とも147円
静かに値上がりしてるんだろうか

働きもしてないんでお腹も減らない
朝飯　6枚切りのパン一枚、目玉焼き、バナナ
昼　菓子パン一個
夜　もういらん
と思ったけどやっぱ食わなけりゃ
レトルトご飯一杯、焦げた玉子焼き、シャウエッセンウィンナーの生、
　　　　

それとこんなのが台所にあったんで
　　　　
　　　　「みそ煮込みうどん風味ふりかけ」の方をかけた



貧しい食生活だ、・・・が、不幸せではない。


あと休み一日、休み疲れたかも。。

日記

二日連続でサボろうとしてた日記
日記はなんとなく自分勝手に書くもので、「記事」と言っちゃうと読んでもらうためのような感じがする

高校生の時「日記」を書いていた
ちょうど高校の一年生になった時くらいからだと思う
中三の時に縦割り週番で同じ役割をした中二の子が好きになって
何にも行動を起こさないまま高校生になった
美穂ちゃんのことを思ってつけてた日記だった
ばっかみたいだったけど、なんか一生懸命彼女を思って書いていた
見開き2ページに4日分の出来事が記せる
入学祝に誰かからもらった万年筆で縦書きに綴っていた
大きな文字の時もあったし、小さな文字で次の日の欄にかかることもあった
毎日ではなかったけど僕の想像は彼女を勝手により美しいものに変えていったのかもしれない
二年生になってラブレターを書いた
一回だけ一緒に近所の公園を歩いた
子供のころからの遊び場だった鶴舞公園は地に足がつかず一段上の空間を歩いてようだった
初めて女の子と一緒に過ごした時間は思い出すと今でも冷や汗が出てくる
こんなに苦しいなら一人でいた方がいいとも思った
思い通りに一人のまま・・・彼女とは二度と会うことはなかった


結局3年間同じ一冊の日記で事足りた
いや、もう少し先まで続いた
昭和47年9月、浪人生活の途中
弟が亡くなったその一部始終を涙で汚しながら書き終えて
それだけ残して
一切合財、破り捨てた

残してあった悲しみもいつの間にかどこかへ消えてしまったなぁ
まだ探してみたらこの家のどこかに眠ってるのかもしれないが・・・

正月に思い出すようなことじゃねぇが、日記と言えばこれしかない

新春の奇跡

新春のお雑煮タイムは9時半頃から僕たち親子3代に若い女性のゲストが一人
お袋が作った名古屋式お雑煮を4人で食べた
結局その女性を除いた3人で毎年恒例のお墓参り
息子がハンドルを取るのはここ3年ほどの前からの世代交代の一場面だ
なるべく口を出さんように助手席に座るがちょっぴり欲求不満になることも有る

いつもと違って元日のお墓事情
車を止めていい位置が違うので先にお袋の実家のお墓参りに向かった
「しまったぁ～～」とポタ（お袋）が言った
「柄杓を用意してたのに、玄関に忘れてしまった」
そのあと自分を責めるので僕と息子が一生懸命フォローする
「俺たちも気が付かんかったんだからしょうがないよ」
でもこんなこと初めてだよね
車を停めたところからその実家の墓石までちょっときょろきょろしながら歩く僕に
「そんなのもし落ちてても使えんでしょ？」　と息子が言う
そりゃまぁそうだ(笑）

墓に着いた
「まぁ、弟（実際には弟の名前を言ったポタ）ったらまだ来とらんのか」
（自分たちも今着たばかりだから大きなことは言えんのだ）
枯れた花が挿してあるだけ
僕たちは自分ちの花しか持ってきてない
しかも柄杓がないから水入れというかはっきり言うとバケツ。
そこから直接水を墓石に掛ける
何とも人には見られたくない風景だがしょうがない
次に行くのは動物慰霊塔
ニャロンとニャモが眠ってる・・はず
ここは大賑わいだった
正月早々たくさんのお供え物が溢れていた
自分たちのお墓よりもどれだけ賑やかなことか
線香をそれぞれが手向けて手を合わせた


車に戻ってもう少し山の上まで車を進める
ホントに墓に横付けできる
今日は人も車も少ないんで一番停めやすい墓の直前
他所のお墓の横に停めた
大きな円柱型のお墓にはツタが二本三本絡み始めていた
「大きな墓なのにあんまり人が来てないんだな」
そう思った助手席の僕がドアを開けた
その目の先、大きな墓石のそのお墓の石の淵にポツンと一つあったのはなんと

　　　柄杓

まるで使ってくださいとばかりにきれいな小柄の柄杓が置かれていた
確か僕が中学生の時に親父の手によってこのお墓が出来た
あれから40年以上、毎年毎年3回4回あるいはそれ以上
ここを訪れてるのに・・・
柄杓を家に忘れて来たことは一回もなかったし、柄杓が落ちてるのを見たことも一回もなかった
どういう奇跡なんだろう
そんなことを話しながら、草取りをし、墓石を洗った
手を合わせて「今年も元気で頑張れますように」・・・

皆さんのところにもしあわせが来ますように


今年もよろしくです

　　
勿論お礼を言って同じところに返しておきました


帰りにミニシロノワール、食ってきました
　　


良い一年になりますように