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たぶん今日が最後でしょう。明日は静かなビーチとなっているでしょう。
数日前に思い出したことがあります。
今から40年くらい前。
輸入業者だったか販売業者だったか詳しいことは憶えておりませんが
写真のこれ(たぶん初期モデルで多少の差があったと思います)を御宿の海岸に持ってまいりました。
依頼されてテスト走行をいたしました。
50ccクラスの2サイクルガソリンエンジン(当然ですが水冷です)を搭載。アクセルレバーを引くだけでスクリューで前進。
舵は無く腕で本体を左右に動かすか脚を適当に動かして方向を決めました。
両手を離すとスピードがダウン。半径数メートルの円を描きながら走行。遠くには行かないようになってました。
楽しかったですが、運動をすることが無いので(発汗しないので)夏の海とは言えすぐに寒気を憶えました。
「平水ならばこれで充分と思いますが、波のある海での使用はスノーケルを長くしないと海水を吸い込むことになる」と報告。
それから数年後、顔見知りの一家がこれを持って避暑に。商品化したそれのスノーケル部分は倍ほどに継ぎ足されてました。
......記憶が確かならば彼女は当時小学生だったような気が。現在は50歳くらいのはず。
(撮影は FUJICA HD-1)
※その当時の雑誌に東西冷戦時代。亡命用に作られた物との記事が。真偽のほどは確かではありませんが。
なお、現在も販売されているらしいです。そこにも「実際に東ドイツから西ドイツに亡命、成功した実話があります」と。