シフト機構を持った特殊なレンズです。
見出し写真で判るようにレンズの前部がボディに対して平行移動いたします。
PC Nikkor 35mm F3.5 昭和37年(1962)
PC Nikkor 35mm F2.8 昭和43年(1968)
PC Nikkor 35mm F2.8(NEW) 昭和55年(1980) ¥70,000 (当レンズ)
PC Nikkor 28mm F4 昭和50年(1975)
PC Nikkor 28mm F3.5 昭和56年(1981)
PC Nikkor 85mm F2.8D 平成11年(1999)
この後、電磁絞り機構を持つPC E Nikkor等が発売されましたが省略いたします。
同年に発売されましたNikon F3 に装着いたしました。
シフト量は11mm。一方向にしかシフトいたしませんが、レンズ前部を回転させることで360°どの方向にも対応できます。
(30°ごとにクリックストップがあります)
視たことが無い方には異様に映るかもしれませんね。
純正フードはHS-1が対応
A 絞り環 f32まであります。通常はロックされております。ボディ方向に押すことによりロック解除。回転ができるようになり絞り値を設定。
B プリセット絞り環
C シフトレバー
D 距離環
プリセット絞り
カメラは絞りを制御しない。絞り値を設定するリングと絞り込みリングを分けてある。
絞り込みリングを操作すると、事前に設定した絞り値まで絞り込まれたところで止まる。
手動絞りに対し、ファインダーから目を離すことなく絞り込み操作ができることが利点である。
つ づ く