夕食 / ごはんA
ごはん・さばの味噌煮・冬瓜と枝豆の冷やし鉢・清汁
午後二時 予約していたシャワータイムの直前にHがやって来た。
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「待たせたな。さて何処へ行くか?」
外は雨、談話室を覗くと数組が居た。
カテーテルと一緒に非常階段を昇り8Fへ。
図書館は閉まっていたが廊下の隅にテーブルと 椅子、そして清涼飲料水の自販機がある。
嵌め殺しの大きな窓からは海が望める。
「そこそこいい場所だろ。こちらの棟は病室とは使っていないので多少の声を出しても気が楽だ。」
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Hとは少々話が長くなった。四時を過ぎたので、Hと別れ病室に戻って来た。
テーブルの上に菓子が。もうひと組の見舞い客があったようだ。
待ちきれなくてメモが残されていた。(失礼いたしました。)