昼食 / 常食 ごはんA
天丼・炒り豆腐・なめこ汁
空いていたベッドに新しい患者がやって来た。
年齢は八十歳前後か?。
いきなり話しかけて来て 自分の父親からの一代記を聞かされた。
適当なところで「医師に運動するように言われているのでこれから散歩に行きます。」
「一緒に行く」点滴が繋がって いる状態で...。
「その状態では無理ですよ」と丁重にお断りして病室を離れた。
昼近くになって戻ってくると看護師の手を煩わせていた。
看護師が私に向かって「すみませんね」
「私は明日退院ですし。まあ、許容の範囲です。でもそのあとに来る方は少々気の毒ですね」
本当に我儘な爺で
「ここの飯はいつも冷めている」とか...(熱々ではないが充分な温度を保っている」
「ナースコールを押してもすぐに来たためしが無い」とか...。
とにかく五月蝿い。本当に自分の後に来る方がお気の毒です。