EE-MATIC 昭和38年(1963) ¥10,800 (ケース¥1,700)
EE-MATIC Deluxe 昭和40年(1965) ¥14,500
EE-MATICにセルフタイマーとファインダー内にシャッター速度情報を組み込んだ機種
レンズはHEXANON 40mm F2.8~f22 レンズ周辺の水玉はセレン式露光計の受光部。
シャッター速度は BとAUTO(1/30~1/250)
鏡筒 黒い部分がヘリコイド 一見直進ヘリコイドのように見えるが 前面から視ると受光部の内側でレンズが回転している。回転ヘリコイドですネ。
∞マークの左側のレバーがセルフタイマー
軍艦部 左から 裏蓋開閉を兼ねる巻き戻しクランク 中央にアクセサリーシュー
銅色の◎はフィルム感度ダイヤル(目盛り板が紛失しているが設定は可能)
定位置にシャッター釦 巻き上げレバーはラチェット無し。カウンターは自動復元順算式
背部はすっきりしてます。 ファインダー以外なにもありません。
ファインダーを覗くとブライトフレーム。 中央に二重像合致式のイエロー四角。
右側に上から 250 125 60 30 のシャッター速度が表示されてます。
シャッター釦を押すと黒い針が動いて速度を示します。
1/30 以下になりますと 赤色の板が右側から現れてシャッターをロックします。
裏蓋を開いてみても特筆するようなところはありません。 SAKURA COLOR のシールがほほえましいです。
底部も際立った特徴はありません。
巻き戻し釦は押し続ける必要はありません。
鏡筒の右側レバー。シャッター速度設定レバーです。
AUTO と B の間に22~2.8の数字があります。マニュアル絞りが可能かと思いましたがスピードフラッシュのGNフラッシュマチック用でした。
しかし、AUTO以外のシャッター速度が判れば(たぶん1/30~1/60くらいかと)マニュアル露光も何とか可能です。
手に取るとずっしり重く(640g)いかにも写真機という感じです。
レンズも割と綺麗ですのでちょっと使ってみたくなりました。