スターウォーズ出演のジャバ・ザ・ハット
(本名ジャバ・デシリジク・ティウレ)
名づけて「ジャバ専務」(7/14記事)が我社におりました。
実は数ヶ月前に「勇退」されました。
正式名は「退職」ですね。
過去記事を見て頂くと解りますが
この方、実に見事にジャバでいらっしゃいます。
我社創業以来、会長に仕え頑張ってこられましたが
ジュニア(会長の息子)にとっては「目の上のコブ」なので
それを悟って、自分から最後の日を決めたようです。
①顔はマズイが仕事が出来る。
②口は悪いが核心をつく。
③態度はデカイが下の者に慕われる。
正直なところ、我社には珍しく話しの解る方でした。
たしかに、上記三点の顔・口・態度で嫌っている人も大勢いました(笑)
逸話も沢山あります。
でも、私は何故か嫌いではありませんでした。
ジャバ専務は「副社長」に就任されても良いのでは…っと
思っていた時期もあった程です。
しかし、上には色々な事情があるのでしょうね。
「副社長」どころか「退職」されるとは…。
Jr社長に疎まれ「退職」に追い込まれる前に
自分で潔く身を引いた態度は立派だと思いました。
さて、ジャバ専務を慕っての逸話を幾つかお話し致しましょう。
私が入社して間もない頃
自宅マンションの階段でコケてしまい
足首を捻挫してしまったコトがありました。
1日だけ会社を休み、次の日に出社した時に
朝からご機嫌ナナメのジャバ専務が私に向かって怒鳴りました。
「なんだ、お前はスキーが得意だって言ってたじゃね~か!
なんで階段なんかでコケるんだよ!」
泡を飛ばす勢いのジャバ専務に、うんざりした私は
「滑るのは得意ですが、今回は下りの階段でコケたのではなく
登っている途中で足を踏み外したのです。
昨日は有給を使わせていただき、大変こ迷惑をお掛けいたしました」
と、シャッキリと誤ると
「ワハハハ!じゃ、仕方ね~な。登りは不得意だもんな」
などと上機嫌になってソノ話はチョン。
ありゃりゃ?こいつは思ったより話せるヤツかも?っと
私も思ったんですが…多分、あちらも思った瞬間でした
ある日、ジャバ専務が私の横にいらして
あのジャバ顔をグーッと近づけてこられました。
(ある意味怖い…)
「あのよ、クラゲ部長は明日誕生日なんだよな」
「は~?」
「60歳の還暦なんだよ、でな、
コレで花束でも買って渡してくれね~か
オレからだってコトはナイショでな」
っと言って私の手に1万円札を握らせました。
(直に握らせるなよ~)
似合わね~!顔に合ってね~!っと思いましたが
おくびにも出さず
「はい。解りました。ジャバ専務ってお優しいんですネ」
などと褒めると顔をドス黒く赤らめ、笑っておられました
また別の日
巨体を小さく縮ませながら
コソコソと私の横に張り付いて来たジャバ専務が
「おれよ、イイコト思い付いたんだよ」っと
毛穴から毒でも噴出しそうな笑顔で、話しかけてこられました。
「な・なんですか?」
「あのよ、クラゲ部長とリトルミイを、くっ付けちゃうてのはどうだ?」
「はぁ~?くっつけるって…」
解らないヤツだな~っという思い満面で
よりいっそう近づいてくるジャバ専務から
高級そうな香水の香りと、エイリアン特有の得体の知れない体臭が…
気を失いそうになる私の耳元で
「だからヨ、
二人とも独身なんだから結婚させちゃえばイイって事よ。
リトルミイは寿退社、クラゲはど~せ体が弱いんだし
長生きなんてしね~しよ。アイツは金持ってるぞ~
どうだ、イイ思い付きだろ~が」
意識が遠のく満天の脳裏に
クラゲ部長とリトルミイの
結婚式の晴れ姿が浮かんでしまった……
誤解のないように再度記載しておきますが…
私はジャバ専務の事を嫌ってはおりません。
むしろ「ある意味でのみ」尊敬の念すら抱いております。
先日、ジャバ専務から会社に電話が入りました。
聞きなれた元気そうなシワガレ声で
「毎日、ゴルフ三昧でよ~!
痛かった胃も一回も痛まね~し、最高だ~な」
胃が痛かったんだ…。
やっぱり、我社の上層部にはジャバ専務ですら
体を壊してしまう程の大物の魔物が居るんだナ~っと思いました。
ジャバ専務、女遊びも程ほどに
奥様と仲良く、残りの人生をエンジョイして下さいネ
(本名ジャバ・デシリジク・ティウレ)
名づけて「ジャバ専務」(7/14記事)が我社におりました。
実は数ヶ月前に「勇退」されました。
正式名は「退職」ですね。
過去記事を見て頂くと解りますが
この方、実に見事にジャバでいらっしゃいます。
我社創業以来、会長に仕え頑張ってこられましたが
ジュニア(会長の息子)にとっては「目の上のコブ」なので
それを悟って、自分から最後の日を決めたようです。
①顔はマズイが仕事が出来る。
②口は悪いが核心をつく。
③態度はデカイが下の者に慕われる。
正直なところ、我社には珍しく話しの解る方でした。
たしかに、上記三点の顔・口・態度で嫌っている人も大勢いました(笑)
逸話も沢山あります。
でも、私は何故か嫌いではありませんでした。
ジャバ専務は「副社長」に就任されても良いのでは…っと
思っていた時期もあった程です。
しかし、上には色々な事情があるのでしょうね。
「副社長」どころか「退職」されるとは…。
Jr社長に疎まれ「退職」に追い込まれる前に
自分で潔く身を引いた態度は立派だと思いました。
さて、ジャバ専務を慕っての逸話を幾つかお話し致しましょう。
私が入社して間もない頃
自宅マンションの階段でコケてしまい
足首を捻挫してしまったコトがありました。
1日だけ会社を休み、次の日に出社した時に
朝からご機嫌ナナメのジャバ専務が私に向かって怒鳴りました。
「なんだ、お前はスキーが得意だって言ってたじゃね~か!
なんで階段なんかでコケるんだよ!」
泡を飛ばす勢いのジャバ専務に、うんざりした私は
「滑るのは得意ですが、今回は下りの階段でコケたのではなく
登っている途中で足を踏み外したのです。
昨日は有給を使わせていただき、大変こ迷惑をお掛けいたしました」
と、シャッキリと誤ると
「ワハハハ!じゃ、仕方ね~な。登りは不得意だもんな」
などと上機嫌になってソノ話はチョン。
ありゃりゃ?こいつは思ったより話せるヤツかも?っと
私も思ったんですが…多分、あちらも思った瞬間でした
ある日、ジャバ専務が私の横にいらして
あのジャバ顔をグーッと近づけてこられました。
(ある意味怖い…)
「あのよ、クラゲ部長は明日誕生日なんだよな」
「は~?」
「60歳の還暦なんだよ、でな、
コレで花束でも買って渡してくれね~か
オレからだってコトはナイショでな」
っと言って私の手に1万円札を握らせました。
(直に握らせるなよ~)
似合わね~!顔に合ってね~!っと思いましたが
おくびにも出さず
「はい。解りました。ジャバ専務ってお優しいんですネ」
などと褒めると顔をドス黒く赤らめ、笑っておられました
また別の日
巨体を小さく縮ませながら
コソコソと私の横に張り付いて来たジャバ専務が
「おれよ、イイコト思い付いたんだよ」っと
毛穴から毒でも噴出しそうな笑顔で、話しかけてこられました。
「な・なんですか?」
「あのよ、クラゲ部長とリトルミイを、くっ付けちゃうてのはどうだ?」
「はぁ~?くっつけるって…」
解らないヤツだな~っという思い満面で
よりいっそう近づいてくるジャバ専務から
高級そうな香水の香りと、エイリアン特有の得体の知れない体臭が…
気を失いそうになる私の耳元で
「だからヨ、
二人とも独身なんだから結婚させちゃえばイイって事よ。
リトルミイは寿退社、クラゲはど~せ体が弱いんだし
長生きなんてしね~しよ。アイツは金持ってるぞ~
どうだ、イイ思い付きだろ~が」
意識が遠のく満天の脳裏に
クラゲ部長とリトルミイの
結婚式の晴れ姿が浮かんでしまった……
誤解のないように再度記載しておきますが…
私はジャバ専務の事を嫌ってはおりません。
むしろ「ある意味でのみ」尊敬の念すら抱いております。
先日、ジャバ専務から会社に電話が入りました。
聞きなれた元気そうなシワガレ声で
「毎日、ゴルフ三昧でよ~!
痛かった胃も一回も痛まね~し、最高だ~な」
胃が痛かったんだ…。
やっぱり、我社の上層部にはジャバ専務ですら
体を壊してしまう程の大物の魔物が居るんだナ~っと思いました。
ジャバ専務、女遊びも程ほどに
奥様と仲良く、残りの人生をエンジョイして下さいネ