満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

正露丸の秘密

2008-10-27 | 美健なハチャメチャ
先週末の記事に、
昔、正露丸が元で失敗したお芝居の話を書いた

この世に生を受け、自我が目覚めた頃には既に
ラッパのマークの大幸薬品「正露丸」には、お世話になりっぱなしである

大幸薬品株式会社のHPを見ると…

明治35年頃、中島佐一が大阪府にて製造販売を開始していた「忠勇征露丸」の製造販売権を、大幸薬品の前身である柴田製薬所(昭和15年7月大阪府吹田市に設立)の初代代表者柴田音次郎が昭和21年4月に継承したそうな

ほいで同年昭和21年に、社名を大幸薬品と改め販売しているらしい

「正露丸」の名称も
はじめ「忠勇征露丸」だったのを、昭和24年に「中島正露丸」に変更し
更に昭和29年に中島を取って「正露丸」っとなったそうな

そいういえば…ウチのジイ様が日露戦争の時に軍から配給されたと言っておったな
「忠義を尽くして勇敢にロシアを征伐する」…凄いネーミングぞ

ラッパのマークも初期の「忠勇征露丸」「中島正露丸」の頃は
地球儀に「誠」の文字だったのを
「正露丸」っと商品名を変えたと同時に

誠の部分をラッパのマークに変更し、この時に中身も少々変わったらしい

ま、こんなウンチクを調べて並べても
喜ぶのは私くらいなもんなんで(笑)ここらで止めるが…

実は私は昔っから不思議に思っておったことがあった

それは…正露丸には、ニオイや臭みを押さえ飲みやすくした「糖衣錠」と
昔ながらの臭い「黒い丸薬」の二種類が販売されている

何で二種類販売するんか? ニオイのない「糖衣錠」だけで良いだろう
不思議な会社だの~っと思っておった

が、前回の正露丸で失敗した記事を載せた時に
コメントで「歯が痛いときに、歯に詰めた思い出があります」ってな声が多く
そう言われてみれば「糖衣錠」では…
歯には詰められんじゃないか?っと気が付いた

そこで大幸薬品のHPを見てみると
「黒い丸薬」の正露丸の効能には、下痢・腹痛・食あたり・歯痛っと書いてあるが
「糖衣錠」の方には歯痛の文字がなかったのである

な~るほど………いや、だから何?って言われても困るんじゃがの(ガハハハハ)

現在、大幸薬品の持っていた「正露丸」の商標登録が無効になったため
いろんな会社から「正露丸」が出ている
しかし、郷愁を誘うのは…やっぱりラッパのマークだよな~(笑)

P.S
色々なサイトを覗くと「正露丸」で使っておる薬には、人体に危険らしいが…
一日合計9粒飲むと致死量の1/10なんて書いてあるサイトもあった
コメ友のAhちゃん。一回8粒も飲んだら危険かもしれんよ~(ハハハハハ)


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