満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

魔除け

2009-02-24 | 日々のハチャメチャ
昨年12月で晴れて還暦となった我が夫。
誕生日プレゼントはプレゼントとして用意して渡したのだが…
(今回はビジネス鞄…夫が使っておるので画像なし…笑)

が…夫婦揃ってウッカリしておったのだが…
夫は昨年12月で還暦の60歳を迎えたので…数えで言えば昨年は61歳であった
つまり…男性の数え61歳は「厄年」であったのだっ!!

あんまり、ウッカリしておったもんで…
「今年・・厄年だったんでないかい?」っと思い出したのは
年越し蕎麦を夫婦ですすっていた時であった(笑)

思い出してしまったもんは仕方が無い
夫婦で今年あった「厄年らしい不幸」を探しながら蕎麦を食ったのだが…
これといった不幸らしい不幸も思い浮かばず

「厄年ってのもアレだな…あてにならんもんじゃの~」ってな結論に達した(笑)

が、我等夫婦。
年齢が11歳離れておるので、大厄と言われている
男性42歳、女性33歳(共に数え年)の
前厄やら、後厄やらが重なってエライ目にあった時期があった(笑)

知り合いやら、親戚やら、親やらが…死ぬは、入院するは、事故にあうは…
私も尾てい骨は骨折するし、足も骨折した(ハハハハハハ)
が…全ての禍は夫をすり抜け、回りに飛び火し…夫だけがピンピンしておった

「夫よ、君は何か得たいの知れないモノに、完全に守られておるの~」っと
しみじみと言った覚えがある(笑)

で、思い出しついでに…還暦にはもう一つ、意味があるのを思い出した

生まれた年の干支にかえる「本卦還り(ほんけがえり)」ってな意味がある
つまり「赤ちゃんにかえる」ってことだな(笑)
それと「魔除け」の意味を込めて
「赤いちゃんちゃんこ」やら赤いモノを贈る風習があったのだ

「夫よ、君に赤いちゃんちゃんこを贈らねばならんかっただ」

っと唐突に言い出した妻にギョっとしたように驚く夫。
年末の彼の誕生日も過ぎ…年も明け、梅の便りを聞く2月に入ってからである。
夫は妻のボヤ~ンとした頭の鈍さに「赤いちゃんちゃんこ」を着ないで済む
っとほくそ笑んでおったのだと思う

プレゼントだぞ!っと脅しても、頑なに「ちゃんちゃんこ」をこばむ夫。

ま、還暦って言ってもだな
年寄り扱いするには、チョイと早い気がするで、それも可哀想かの~っと思い
色々と考えた妻は…コレをプレゼントした


ル・コックスポーツのゴルフウエアである(笑)
(これ、体温を外に逃がさず、冬でも暖かくゴルフが出来る優れものぞ)

これでも着て、「魔」を除けてくれな~~っと贈った。

が…全ての禍は夫をすり抜け…そして…回りに飛び火し…
夫だけがピンピンしておったっという、過去の事実を妻は完全に忘れておった

「魔除け」を着なくても、禍は彼には襲いかからんのだ

この、「魔除け」を贈ってほどなく、私はギックリ腰となったのであった
「厄」が抜けたあとなのに…余計なことをしたのかもしれん(笑)
夫には「厄除け」も「魔除け」も必要なかった
必要なのは、何時も側におる…私の方であった(アハハハハハハ)

そういえば…夫に関しては「厄年らしい不幸」は見当たらなかったが…
夫が「厄年」に突入してスグに、私はインフルエンザにかかったんだった。
そういえば…昨年義父も入院してたしな
そうだ。義妹も肺炎になってたぞ!
も・もう、男の厄年って無いんだよね?身の危険を感じるぞ~~~~(笑)

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