
〔写真〕 ミントの花 トイレ空間を浄化する。
〔アラカン〕
嵐 寛寿郎さんという役者さんである。
父がこのひとの映画を観たいというんで、
午前中、必死で探した。
1950年代の作品が多く、
私はまだ生まれていない。
父の青春時代なんだなあ。
「鞍馬天狗シリーズ」名前だけは聞いたことがある。
それより私は、昨夜放送していた「オーシャンズ」。
ミオとふたり、テレビに釘付け。
ミオはその前にやってた「10月28日人類滅亡説」に怯えていたが、
海の生物に魅せられて、恐怖を忘れたようだ。
なんだ、もうすぐこの人生も終わるのか‥と思うと、
「沖縄に行っておけばよかった」
「オーストラリアに行っていけばよかった」
とか、いろいろ考える。
沖縄だったら、今すぐにでも荷物まとめて行ってしまうところだ。
父は? 知りません。どうせみんな死ぬんです。
でも実行に移せないところをみると、
私はまだ予言は信じてないんでしょうね。
未来はいくらでも変えられる。
明日、何がおきるかもわからない。
なんの保障もないのに、
責任を放棄するほど愚かではない。

〔写真〕レモンちゃん。
〔葬式スパイラル〕
喪服をまだ洗っていない。
マッサージ機の上に放置したままだ。
それがいけないのか、
周囲で葬式が絶えない。
今日また父の友人が逝った。
早く洗うべきだ。
〔理想の死に方〕
もし、この地球に隕石でも落ちて、
ディープインパクトのような事が起こるなら、
私はとりあえず、ミオに好きなものを沢山食べさせてあげたい。
その中に睡眠薬でも仕込んでおいて、
眠った娘を抱いて、高い場所に行き(美ヶ原高原なんかどうかと)
しっかり娘と私を縄で縛って、
地球の最後を見届けようと思います。
やはり娘は愛しいです。
怖い想いはさせたくない。
お腹いっぱいで眠って、
いつの間にか天国って、いいんじゃないかと‥。
愚かでしょうか。