ほんと どうでもいいと思ってる ハロウィンなんて
今朝は 激しい頭痛と寒気 風邪の予感と共に目覚め
どうしたらいいのか判らず
とりあえず オジキに そう事実を伝えたら
「で どうするつもりですか」
と 返された
大丈夫? 起き上がれるのか? 熱は?
そんな言葉一切なく
無言で 「仕事はしてくれ」
「仕事するよ」とメールすると
「お願いします」だって
もっと他に 云いようがあるだろう …?
人手が足りないのは判るけど
悪化したとしても どうしてくれるわけでもないのに
チクショー 絶対にこの仕事 辞めてやらんからな
でなんだかんだで 仕事して帰ってきて
今夜は また 水炊きにした
やたら 肉が食べたくて
でも 鳥足4本食べたら 満足してしまい
いつに間にか 寝ていた
娘に 「早目に寝ろ」と云われる
… 娘もさ そろそろ 親が具合悪いときくらい 洗い物はするとか
気を遣って欲しいのよね
そういう気遣いが まだ この子にはできない
とりあえず 食器は キッチンに運んであったけども
昨日から続いてる課題 「羅生門」その後であるが
私は 老婆から着物を盗みとった下人が
良心の呵責に苦しんで耐えられず 再び羅生門に立ち戻るが
老婆は死んだ後 → 自責の念から突発的に自害 → 生まれ変わって羅生門の一部となるのを望み
人の罪について天に問いかける みたいな 模範解答で
いちお 娘は 「おおおおお 悪くない」
と なったものの
私が寝てから また一から書き直しはじめ
私とは真逆の展開を辿る物語を完成させていた
つまり 老婆の死体を見るものの
罪を感じることなく 薄ら笑って生きてゆく みたいな
それを読んだ 私
「おおおおお 悪くない」
と 思った
罪を犯した人間が 天罰でも下らない限り 反省なんかするかって 話
自身に何も起こらず平安な日々が続いたら 罪の意識など風化してしまう
調子のいいものは そのうえ また 罪を重ねてみたり?
人間て ふたつに分かれると解釈してもいい
私みたいな小心者は 天を意識するあまり 罪を恐れる
ふてぶてしく生きるものは 神の存在など
因果応報などという言葉は おかまいなしに生きてゆく
娘の「どうしようもなくバカだ でも それが人間なのかもしれない」
「羅生門」という境界が 人を分けた という考え
… にやり …
それも悪くねえよ 俺は好きだぜ
こうして 課題は終わった。