想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

ずっと、猿の木乃伊に見られていた。

2017-01-24 14:49:59 | 日記

ALSと向かい合う


じいの 一週間の在宅介護が終わった

土、日曜日の入院は避けて欲しいとか

次第に病院側の融通が効かなくなった

しかも 夜中のコールブザーが設置され

本当にこれで 24時間介護

休めたのは じいがデイケアに行った二日間の

不在時だけ

夜中に7回もコールが鳴ったこともあった

あっちが痛い こっちが痛い

と 訴えられても 体位を調整するしか術がなく

また時間が経つと痛みを訴えて コールが泣く

最後の二日間は フラフラになった

ほぼ 寝ていない状態で 弁当作りの時間になり

フラフラとキッチンに向かう

アルコールを摂取して 感覚を鈍らせる

やりたくない 眠りたい 死にたい という 感覚を

でも いくらじいの事があっても

娘の弁当だけは 休まず作りたかった

娘が 私の背中を しっかりと見てくれていたらいいと思った

じいの病状は さらに悪化し

ついに 呂律が回らなくなり

食事中 誤嚥しそうになる

ラーメンが食べたいというので 細かく麺を切断して与えるも

その一口が 食道を滑ってゆかない

5分程 力のない咳をして ぶくぶく泡を吹いて苦しんだ挙句

吐き出した

この時ばかりは 恐怖で身が竦んだ

訪問看護に緊急の電話を入れたら

とりあえず 吐きだして落ち着いたのなら大丈夫

本人が食べたくないというなら 一食くらい抜いても問題無し との事

薬も半端なく多いので ヘルパーさんが入った時に 飲ませて貰った

もう怖い想いは したくない

家の気温は常に氷点下で

じいも 病院にいた方がいいと 想ったのではないだろうか

もしかしたら 三か月後の一時退院は ないかもしれない …



さて じいを無事に病院に届け いつもの蕎麦屋さんで昼食をとって

バスで家に帰る途中 猛烈な吐き気に襲われ

あわや 公共機関の中で リバースの危機

もう 身も心も疲弊しきっていた

血圧も 朝から180を超える日が多く

生理もこなかった


今日24日

弁当を作り 娘を送り出してから 二度寝

相変わらず血圧は高く まだ 疲れが癒えないのか 身体がフワフワしている


明日から 仕事だ。







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