想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

笑顔も言葉もない。

2012-01-06 17:26:26 | 日記
〔朝〕

デイケアの日。
7時半に父の部屋に行くと、
妹と父が着替えにてこずっていた。
もうちょっとラフな格好で行ってくれれば、
朝こんなに苦労することもないんだけど、
父は頑なに拒否している。いつもかちっとしたズボン。
途中からバトンタッチしたが、妹とは無言で会社に出て行った。

その後。
お小水もパッドにとるのに失敗し、
床が‥。
今日はもうケアに行かないと言い出す父をなだめて、
いつも通り行ってもらった。

段々と悲惨な様相を呈してきた段々と悲惨な様相を呈してきた。
今度の診察で、入院を勧められるだろう。
毎日はお見舞いに行けないけど、
タクシーで30分、週に三回が限度だろうけど、
その方が、私たちは楽だし、安心できる。

ショートステイもたまに入れて、
介護者も休み休みやってゆきましょうっていう、ケアマネさんの発言も、
今は無視。「そのうち。自分はまだ頑張れる」
陰で支えてるひとが疲れきっているんですけどね。


当初は、なるべく長く家で過ごせるようにと考えていたけれど、
疲れによる限界が、
先にきてしまった。
でも言葉でもう入院した方が安全だよって言うよりも、
いろんなこと、自分でやらせて、自分の限界を理解させた方が早いかもしれない。

私は今日は一日燃え尽き状態。
妹に無視されるのは、辛い。
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終わらない、負のループ。

2012-01-05 10:00:17 | 日記


〔どうにかしなけりゃ〕



昨日の夕方。
K君が帰って、父が戻ってくる時間になる、
4時、まだ妹が戻らない。
気がおかしくなるんじゃないかと言うほどにイラついて、
とりあえず父の部屋を暖め、
ジリジリと外を見ていた。

外は大雪。
頼む。妹よ、失望させないで‥。

しかし、先に戻ったのは、父だった。水曜日なのに。

朝は朝寝して何もやらず、
遊びに行ったきり、週に一度のお迎えもしない。
夜はちゃんとやるって、夕飯のことだったのか?
はっきり判らないから、こちらは動きようがないのだ。

信じられない。
もし、私がいなかったら、父はどうするんだろう。
どういうつもりなんだろう。

もう精神状態がいい加減おかしくなってきた私を見てか、
娘が「お手伝いするから。大丈夫だから」と言って、
一生懸命、父の着替えを手伝ってくれた。
私はなんだか燃え尽きたような気持ちで、
格闘している父と娘をぼんやり見ていた。
そこへ、妹から電話。
なんと、郵便受けに鍵を置いてあるから、ケアの人に中に入れてもらってと、
言いたかったらしい。
だけど遅いし!
そういうつもりならもっと早くケアに電話しとけよ。
それに私にも言っておいてくれなけりゃ、
結局私が代わりにやることになるじゃない!!

もう私の中で完全にお荷物と化してしまった父。
二人の間で、お前がお前がと、押しのけられている父。

最低だね、私ってやつは。

もう無理だと判っていても、
「明日からは一日交代にしてくれ。もう嫌だ」とメールして、
寝室に逃げ込み、ワアワア泣いた。
娘は電熱器の前で動かなくなってしまった。

ごめん。ミオ。父ちゃん。
私、なんかもの凄く疲れてるみたい。

私のメールに、「そんなの無理」って妹が返してきた。

もう知らない。
無理だって言えば、大抵のことは私がどうにかしてきた。
だけど、もう知らない。

父の問題はまたしても放置にされた。

私は夕飯も食べずに、薬を飲んで寝てしまう。






〔今朝〕



八時。
父は車椅子に移動していて、朝食を食べようとしていたが、
トースターの中に餅が入っていて、
一人では何もできない。

餅を焼き、
食べさせて、掃除をして、洗濯をして、

どうしたらいいんだろう。
私が家事を放棄したところで、どうにもなりはしないのだった。
家は汚れ、気持ちは限りなく落ちてゆく。
父は何か察しているらしく、無言。
姪も無言。
娘は、部屋から出てこない。
私が笑顔でいないだけで、
家のなか、

こんなに、真っ暗。

私が意識を変えなくちゃいけない。
子供達はよくやってくれるじゃないか。
私が変わらなくちゃいけない。

自分に対する嫌悪感が強まった。
刺し殺したいくらいに。

どうしよう。どうしたら。

どうしたらいいんだろう。
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とめどなく続く。

2012-01-04 14:50:18 | 日記
〔腹が立って仕方ない〕


この日は自由行動、と言っても妹が帰ってくる三時過ぎからだったんで、
買い物と温泉くらいだったけど、
久しぶりに家のこと忘れて娘とプール風呂で楽しく泳いでいた。
で、もっと泳ぎたいよね‥って話になり、
明日は父がケアの日だし、9時から4時まで自由時間じゃん。
よくよく考えたら水曜日だし、
夜も時間気にしなくていいじゃんってことで、
市内の温水プールにでも行くかってなった。

妹に確認のメールを入れたら、
「明日は最後の休みだから」と返信。

休みだと当番はしないってこと?
なんかはっきりしないんで、
明日は水曜日ですよ、ってまたメール。
「朝のことはやってくれない?」
って返ってくる。朝はいいが、夜のことをはっきりしてくれなければ動けない。
のに、それからメールはいっさい返ってこなかった。


またイライラがはじまり、
家につくとすぐに妹にどうすればいいの?
朝だけやればいいの?
朝無理ならいいよ。
話がまとまらないうちに妹は部屋に入ってしまい、
グチャグチャのキッチン見てブチギレた。
なんでこんなにだらしないの?!

朝のゴミ捨てもきっとやらないんだろうと思い、
ゴミをかき集めているうちにもうどうしようもなく、
怒りは暴走。
なんでああやってのらりくらりとかわして、
ひとの行動を遮るんだろうって‥
私はなんでこんなにストイックに毎日を繰り返してるんだろう‥?

出しっぱなしの鍋、食器片付けて、
つるつるに凍ってる道を、ゴミを捨てに行く。

家のなかの雑然としたもの片付けて、
安定剤飲んで、寝てしまう。



そして、今朝。
やはり妹は起きてこなかった。
父に朝ごはん食べさせたら、ケアの人から電話。
今日は少し早めのお迎えになりますって言いながら、
五分後にはもう来てた。

もう大慌てで靴を履かそうと焦ったら、
なかなか靴がはけない!
ケアのひと、私の手元を見てるだけ。
気のつくひとなら手を貸してくれるのに、見てるだけって?!
イライラが父に伝わったらしく、
「もういい! 向こうでちゃんとやってもらう!」
と、父にまで怒鳴られる。




もう、なにもかも嫌です。



もうね、「うわああああああ!!!!」って暴れたくなるの寸止め。
ギリギリギリギリ胸が締め付けられて、
情けないよ。
正月からずっとこんな感じ。
不のループに陥ってるね。

でも、きっと誰かに救いを求めた自分がバカなのだと悟った。
もう誰も手を貸してはくれないのだと、
最初からそう思っていれば腹も立たないはず。
父を送り出してから、家の中掃除して、
まだ全員寝てるので布団に戻った。

後々になって夜のことはちゃんとやるって妹が言っていたことをK君から聞いたが、
もう出かける時間はなかった。
妹らはいつのまにか起きて映画に行ったようだ。

もうどうでもいいことだが。
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娘帰る。

2012-01-03 13:50:26 | 日記
〔二日の日〕


雪になった。
軽井沢の峠は通行止めになってはいまいかと心配したが、
娘、無事帰宅。
ぼさぼさの長髪がすっきり整えられて、
シティ派の女の子になってた。

愛しい。
やっぱり、寂しかった。

お年玉いっぱいもらって、
よかったねえ。

この日はてれびで忠臣蔵7時間もやっていて、
父はテレビに釘付けだったんで、
介助は精神的に楽だった。
妹は午後のバイトないから出かける予定。
三日は私たちが自由にしていていいというので、
かなり気持ちが楽だった。
のに。

昨日のこともあり、まだわだかりもあって、

ちょっとの事でいさかいのきっかけに。


帰ってきた娘が「ただいま」言ったのに無視するのを目撃してしまった。

なんで?!
なんで、シカト?

妹は娘を見ずに、ハムスターを見ていた。
イラッとして、妹に直談判。
「ただいま言ってる子供を何故無視するの?」
「え? 見えなかった」
「貴女の10センチ先にいる子供が見えなかったの?」
「すみません」


これでまたイライラがはじまり、
ヒートアップ。

ワンワン泣きながら、
日頃の介護が不平等なことまで、セツセツとK君に語ってしまった。
でも、我が家がこんな窮地に陥っているのは、
K君にも責任がありのだ。
私の貯金を使い尽くし、
父と妹にまで借りを作っていまだ返済していない。
今年こそはしっかりしてくれと念を押しといた。


かなりすっきりしたが。

問題解決にはほど遠い。
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初夢。

2012-01-02 11:41:04 | 日記
〔変な夢〕



世の中に悪霊がはびこっていて、
夜の警戒も厳重になってしまった世界。
どこかの町に新居を構え、娘と暮らしているわけだが、
気を抜くと、悪霊が入ってくる。
が、それも日常になって、
娘もたくましくなり、バンバンライフルを撃って対処している。
私も武器を手放さず、それでも日々、小さな幸せを感じながら生きていた。

生きているだけで幸せで、
闘うことに誇りをもっていた。

そんな、初夢。

スーパーナチュラルの見すぎ、絶対。



〔初喧嘩〕


妹が、今月の生活費5日まで待ってくれと言うんで仕方なく思いつつも、
プータロの私は毎日、
「どうしよう、どうしよう」と呪文のように心のなかで繰り返していて、
ふとした時に、口が滑ってしまう。
「東京で治験のアルバイトができたらなあ‥」とかね。
もしも、選考に選ばれたならば、という仮定の話なんだけど、
ものによっては、一週間で半年分は稼げるんだから、
もうジリジリと気が焦るばかり。
で、つい言ってしまうわけ。「‥もし、東京まで行けたなら」と。
しかし、子供たち父も置き去りにできるわけもなく、
ただ虚しい気分でため息が出てしまう。
昨夜もホロっと出てしまって、
妹に軽く笑われ、「生活費も入れんくせに」って滑ったよ、口が。
したらもうまたしても妹が激怒。
「待ってって言ってるだろーが!!!」
と怒鳴られる。
もうこの頃、彼女はキレやすいのだった。
そして、一万円をバン!とテーブルの上に置かれ、
ものすごい惨めな気持ちになった。

元旦に、こんなことしないでよ‥
悪かったよ、口が滑って。
でも毎月いろんなもの立て替えて、
時に黙っていれば忘れられることもあったり、

忘れられるのが一番困るというか腹が立ってね。

彼女は外で仕事ばかりだから、
資金繰りの惨状を知らないのだ。仕方ないけど、忘れるなんて‥
もう泣きたかった。殴りたかった。叫びたかった。
元旦からそんなの惨めだから、ブルブル震えながら寝室に逃げた。

本当に嫌になる。
その後は、しばらくブルブルブルブル心臓が暴れて、
心が折れそうだった。
子育ての支援なし。
介護の支援、微々たるもの。
仕事ナシ。
でも、生活費割り勘。
不可能なことを、可能にしてきた。ギリギリだけど。
食費極限まで削って、
大抵の病気は自力で治し、
ミオの積み立てまで削り‥、

我慢してるのに怒鳴られ、
父には否定され、
K君は遊んでるばかり。
ほんと、嫌になる。

いけない、愚痴になってしまった。
でも、正月早々、醜い争いごとあったのは事実、
肝に銘じておくべきだ。

今年は不満を口にするべからず、という暗示も出ていたことだしね。
とにかく、我慢を貫き通すこと。
心に命じました。
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