PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

2019 秋期ダイヤモンドシリーズ前半戦 毛無山塊から見るダイヤモンド富士

2019年10月23日 19時48分07秒 | 富士山を見る

序章
:二日前(21日)
 大型台風の19号が通過した翌日は晴天・・・まさに台風一過。
その後は、秋の長雨状態で曇り~雨の繰り返しの不順な天候が続く。
そろそろ秋のダイヤモンド富士の観測スケジュールに突入するので あるが、
既に観測日の一番目と二番目は天候不良、雲の発生で見送り。

 今週の後半には三~五番目の観測日程がある。
ここに来て 台風20号と21号が到来。
 10月21日(月)の夕方時点での台風の状況は、20号が紀伊半島 の南を
北東方向に進んでいる・・・週間天気予報、台風情報、雨雲レーダ 等々を参考に
週後半の行動予定に思いを巡らせる。

:一日前(22日)
 台風情報を見ると ・・・21日18時、四国沖の台風20号は温帯低気圧になりました・・・
とのこと。
 天気予想は23日が晴天、週後半は曇り~雨。今日時点では23日が 山行の
第一候補日程となる。とりあえず翌日山行の予定で準備を始める。

【R01年10月23日(水)の記録】
 久々の早朝ハイクである。
登り行程の時間を通常のDayLight時よりも+30分として行動を開始する。

 自宅出発時の気温は17℃、この時期としては平均的なところか。
高速道路は深夜・早朝割引にて料金所を通過、未明の国道139号を走る。

 登山口の駐車地での気温は9℃、自宅出発時との気温差は8℃
夜空に下弦の月、その月明かりは弱く駐車地は漆黒の闇に近い状況である。

 身支度を調えタイムスケジュールどおりの行動を開始する。

 登山ルート唯一の渡渉点・・・予想どおりに前日の雨による 水の流れ有り。
普段は涸れ沢状態が当たり前のところであるが、今日は久々の流水状態。
以前に経験したような水しぶきの激流ではないので露岩の頭を踏んで通過。

 休憩ポイントの不動の滝・見晴台へは予想通りの遅れ時間で到着する。
気温は13℃、毎度の10分休憩にて出発する。
 トレイルは前夜の雨が染み出て滑りやすいのでストックの使用を開始。

 ・・・闇山行・・・ヘッドライトで照らし出されるトレイルは日中の記憶とは 別物。
進む前方と足元、両方を確認しながら進むのであるが、どうしても足元に
注意が集中し歩きやすい方向へ歩を進めてしまう。
 踏み跡が明瞭ではない ところでコースアウトを一回・・・
記憶に無いロックセクションを乗り越える。

 気温は標高を上げるにつれて12℃→10℃と低下する。
カラダは発汗しているが吹き付ける風に寒さを感じる、という状態が続く。
PETボトルからの給水が普段の山行よりも多めな感じとなる。

 山頂到着時の気温は8℃、天気予想どおりに北西の風が吹き抜けていく。
何とかタイムスケジュールどおりに登り行程を完了。

 今日のビューポイントへ移動する。
  
 黒富士 ダイヤモンドタイムの一時間前

 今のところ遠方、麓・・・ともに雲の気配は無し

 前日に富士山初冠雪のニュース有り
 
 山頂北面に白いものが見られる

 待つこと一時間 気温は6℃まで下がる
  
 首に巻く予定で持参したネックゲーターでカメラを覆う。
長袖着用であるが夏山スタイルのカラダに吹き付ける北風はキツイ。
風除けのジャケットで防寒、襟を立てるが結構寒さを感じる。

 保温ポットの生姜紅茶とオニギリでカラダを温める

 ダイヤモンドタイム
 
 陽光と共に気温は上がり始める ホットするひととき

 山体に朝日


 !カメラの電池切れ・・・予想外の冷え込みで心配していたが
予備のバッテリーに交換するも・・・程なく これも電池切れ・・・
以後は電池切れの警告表示のまま撮影を続行する。

 最高標高点にも朝日
  
 台風19号の影響か、標識は倒れていたので仮修復する 

 山頂から最高標高点への稜線ルートは台風19号の影響と思われる 枝の散乱、
古木の倒壊が見られ、少々通りにくい箇所がある。

 稜線の紅葉
 
 黄、赤の彩り

 ナナカマド

 赤い実と紅葉した葉の組み合わせ

 ドウダンツツジ
 
 紅葉と白っぽい実

 秋の遠景

 富士山と越前岳に駿河湾 気温は20℃、風除けのジャケットを脱ぐ。
8時32分:下山を開始する。

 毛無山からのラストビュー
 
 富士山展望台 陽当たり良好、気温は21℃

 六合目の紅葉 私的には毛無山の紅葉標準木
  
 気温は18℃に下がる 

 毛無山塊の紅葉は山頂~稜線が盛期な感あり。
山の中腹には、まだまだ緑の葉が茂っている。
紅葉前線は山頂から 次第に標高を下げていく展開・・・
雨ヶ岳あたりの紅葉も気になるところ。

 ゆるりと紅葉を観賞しながらの下山、出会うハイカーは軽装である。
登り行程では気がつかなかったスミレの花、二合目あたりに多数確認。

 下山行程の後半気温は20℃前後で推移、軽装で登ってくるのも納得。

 下山時の渡渉ポイントの水量は緩やか・・・往路時から約8時間経過である。
駐車地気温は19℃、暑くも無く寒くもなく、着替えを早々に済ませ帰路へ。

 帰路からの富士山

 初冠雪と秋の雲

 今山行では登り、下りの全行程で500mℓPETボトル一本を完飲。
気温の割には消費量が多め。 早朝ハイクでカラダが要求した結果か。

 帰路では保温ポットに残った生姜紅茶を適宜飲む。
平日の日中走行なので一般道を併用し高速料金を節約する。
気温は富士宮市内で24℃まで上昇、高速道路に乗る手前の25℃がMax。

 高速道路のSAで昼食、無事に帰宅する。
本日の早朝ハイク全行程を完了、気温差19℃を体感の一日。
晴天と無事故に感謝。

Up Time :2H57M
Down Time:2H30M

end

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