遠隔テクノロジー被害と集団ストーカー被害 17
≪ゲッチンゲン実験の意味≫
ゲッチンゲン実験を知ったのは以下の書物だ。
南博 著 『記憶術』光文社刊 カッパブックス 64ページ以降。
一度引用した部分をもう一度引用すると、
「心理学者の会合の最中、突然ドアが開け放たれ、一人の農民が逃げてくる。黒人がピストルを振りかざし、追ってくる。部屋の真ん中で取っ組み合いをする。農民は倒れ、黒人はその上にのしかかり、ピストルを発射する。それから二人は部屋を飛び出す。出来事はおよそ20秒間続く。」
「その会合の議長は学者たちにすぐさま完全な報告書を書くように言いました。結果はどうだったでしょうか。」
「議長のもとに40の報告書が提出されましたが、事件の核心について、間違いが20パーセント以下だったのは1編で、10編は完全な間違いでした。想像によるでっち上げの報告も10編ありました。40のうち、わずか6編だけが出来事を正確に記述していました。」
「記憶しようとする意図を持たず、びっくりさせられて興奮し、ボーッとなって出来事を眺め、知らず知らずのうちに事実を自分の偏見に合うように作り変えてしまったのでした。」
ゲッチンゲン実験は、主催者が実験を仕組んで、学者があることないことでっち上げ報告書を提出したことを示したものだが、人間心理の一端を示したものだ。
でっち上げの原因となったのは、冷静にものを見なければ、そして、記憶しようと意識しなければ、記憶自体があいまいになることを示したものだ。しかも、冷静さを欠く心理では、でっち上げも生まれやすくなることを示した。
■
ゲッチンゲン実験は、主催者が仕組んだものだ。我々被害者に置き換えると遠隔テクノロジーを使う組織が「被害を」仕組んだと言える。そして、でっち上げのほかに自分の偏見に基づく判断が記憶を書き換えることもゲッチンゲン実験は示している。
偏見は簡単に生み出せるかもしれないと考えるが、偏見とは、心理状態にある程度符合するようなものも含まれると考えている。つまり、加害に感情的になるほど偏見も生まれやすいから、加害相手を加害組織側の声の内容などから判断してしまうような浅はかな判断も生まれやすいということである。
■
加害組織は声を聴かせる場合、その声に聞き耳を立てるような場合もある。被害者なら経験者が多いはずだ。
加害組織も声の内容から相手を判断するような人間心理をよく知っているはずである。加害組織が、「こういう風に声を聴かせれば、こう思うはずだ」、とわかっていて仕組んでいると考えていいはずだ。
例 加害組織内部の言葉を思わせる方法
この例に沿った言葉を聞かされて妄想を植え付けられた被害者もいる。被害者は毎日うるさいほどの声を聴かされる。その声の中でたまたま加害組織内部から漏れてきたような声も聞かされたら、その内容から判断してしまうことも当然ありうる。
この例が示す加害方法は、「思い込みさせる」方法でもある。この加害方法にまんまと引っかかってしまった被害者もいる。
「音声送信の手法は、加害者間でも通信手段として使っている。」
上記の判断が植えつけられた妄想の一つ、思い込みさせられた判断の一つだ。
「もっと出力上げて!」
その言葉も判断材料とした被害者が聞いたものだ。つまり、被害妄想は加害側の洩れてきた声に聞き耳を立てて判断材料とする人間心理を突いたものだと言える。それだけ判断に迷うような被害状況に置かれることも暗示している。だから、藁にもすがる状況でやっとの思いで相手側の証拠がつかめる状況を加害組織が作り出すのである。
ということは、加害組織は被害者が相手をどのように判断するのか状況・根拠を仕組むことを示す。
その加害方法にまんまと引っかかった被害者は、意気揚々、相手の素性を見抜いたと豪語できる。それはほかの被害者とは異なる自慢のような心理にもなる。
「あいつに熱感を送信するから俺たちの仲間になれ。」
こんな話を聞かされて全身に暑さの攻撃をされれば、仲間になれと言われた相手の素性を知りたくなるものである。
「お助けください、許してください、私の体を使ってください。」
それに聞き耳を立てる被害者はどうやら仲間ではないが仲間になることを強要されているようだと勘ぐる。
「これだけやれば私を解放してください。熱感攻撃はうんざりです。」
これに聞き耳を立てれば、強要されているのは自分と同じ被害者だとわかるようになる。
「○○○に接続、送信開始!・・・効いていない、もっと出力上げろ!」
こんな声を聴かされてまんまと加害組織に寝返った別の被害者を恨んでも恨みきれない被害者がいたとすれば、おおよそ加害組織側の様子が分かってくるような妄想が植えつけられてしまう。
加害方法には、声を使う方法があり、声を使う方法でも目的に従って使い分けられている。
加害組織の秘密だと思って聞いていたものは、やがて確固たる観念にまで高められれば、加害組織はそのような音声送信をする必要はなくなる。
そうやって加害することでマインドコントロールが完成する。いわば、一つの芸術品のような出来栄えの被害者もいるかもしれない。
■
ゲッチンゲン実験が示したものは、人間心理は脆いということだ。いとも簡単に精神状態を妄想の方向に誘導できる。しかも加害組織の技術は世の中に知られていない技術だから、技術的にも相手の組織も目的も分からないために誘導可能な項目だ。
それらの誘導項目ごとにいろいろな神経コントロールでマインドコントロールする。
相手が見えて、しかも状況把握も困難ではない状況では、まともに判断できるのが普通だ。しかし、我々被害者が経験させられることは、突如だったり、わけのわからないものだったりする。
加害組織が作り出す状況は、どっち道、加害組織が丁寧に説明でもしない限り、脆い人間心理を逆手に取られる。だから、偏見で状況を見聞きすることになる。
≪ゲッチンゲン実験の意味≫
ゲッチンゲン実験を知ったのは以下の書物だ。
南博 著 『記憶術』光文社刊 カッパブックス 64ページ以降。
一度引用した部分をもう一度引用すると、
「心理学者の会合の最中、突然ドアが開け放たれ、一人の農民が逃げてくる。黒人がピストルを振りかざし、追ってくる。部屋の真ん中で取っ組み合いをする。農民は倒れ、黒人はその上にのしかかり、ピストルを発射する。それから二人は部屋を飛び出す。出来事はおよそ20秒間続く。」
「その会合の議長は学者たちにすぐさま完全な報告書を書くように言いました。結果はどうだったでしょうか。」
「議長のもとに40の報告書が提出されましたが、事件の核心について、間違いが20パーセント以下だったのは1編で、10編は完全な間違いでした。想像によるでっち上げの報告も10編ありました。40のうち、わずか6編だけが出来事を正確に記述していました。」
「記憶しようとする意図を持たず、びっくりさせられて興奮し、ボーッとなって出来事を眺め、知らず知らずのうちに事実を自分の偏見に合うように作り変えてしまったのでした。」
ゲッチンゲン実験は、主催者が実験を仕組んで、学者があることないことでっち上げ報告書を提出したことを示したものだが、人間心理の一端を示したものだ。
でっち上げの原因となったのは、冷静にものを見なければ、そして、記憶しようと意識しなければ、記憶自体があいまいになることを示したものだ。しかも、冷静さを欠く心理では、でっち上げも生まれやすくなることを示した。
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ゲッチンゲン実験は、主催者が仕組んだものだ。我々被害者に置き換えると遠隔テクノロジーを使う組織が「被害を」仕組んだと言える。そして、でっち上げのほかに自分の偏見に基づく判断が記憶を書き換えることもゲッチンゲン実験は示している。
偏見は簡単に生み出せるかもしれないと考えるが、偏見とは、心理状態にある程度符合するようなものも含まれると考えている。つまり、加害に感情的になるほど偏見も生まれやすいから、加害相手を加害組織側の声の内容などから判断してしまうような浅はかな判断も生まれやすいということである。
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加害組織は声を聴かせる場合、その声に聞き耳を立てるような場合もある。被害者なら経験者が多いはずだ。
加害組織も声の内容から相手を判断するような人間心理をよく知っているはずである。加害組織が、「こういう風に声を聴かせれば、こう思うはずだ」、とわかっていて仕組んでいると考えていいはずだ。
例 加害組織内部の言葉を思わせる方法
この例に沿った言葉を聞かされて妄想を植え付けられた被害者もいる。被害者は毎日うるさいほどの声を聴かされる。その声の中でたまたま加害組織内部から漏れてきたような声も聞かされたら、その内容から判断してしまうことも当然ありうる。
この例が示す加害方法は、「思い込みさせる」方法でもある。この加害方法にまんまと引っかかってしまった被害者もいる。
「音声送信の手法は、加害者間でも通信手段として使っている。」
上記の判断が植えつけられた妄想の一つ、思い込みさせられた判断の一つだ。
「もっと出力上げて!」
その言葉も判断材料とした被害者が聞いたものだ。つまり、被害妄想は加害側の洩れてきた声に聞き耳を立てて判断材料とする人間心理を突いたものだと言える。それだけ判断に迷うような被害状況に置かれることも暗示している。だから、藁にもすがる状況でやっとの思いで相手側の証拠がつかめる状況を加害組織が作り出すのである。
ということは、加害組織は被害者が相手をどのように判断するのか状況・根拠を仕組むことを示す。
その加害方法にまんまと引っかかった被害者は、意気揚々、相手の素性を見抜いたと豪語できる。それはほかの被害者とは異なる自慢のような心理にもなる。
「あいつに熱感を送信するから俺たちの仲間になれ。」
こんな話を聞かされて全身に暑さの攻撃をされれば、仲間になれと言われた相手の素性を知りたくなるものである。
「お助けください、許してください、私の体を使ってください。」
それに聞き耳を立てる被害者はどうやら仲間ではないが仲間になることを強要されているようだと勘ぐる。
「これだけやれば私を解放してください。熱感攻撃はうんざりです。」
これに聞き耳を立てれば、強要されているのは自分と同じ被害者だとわかるようになる。
「○○○に接続、送信開始!・・・効いていない、もっと出力上げろ!」
こんな声を聴かされてまんまと加害組織に寝返った別の被害者を恨んでも恨みきれない被害者がいたとすれば、おおよそ加害組織側の様子が分かってくるような妄想が植えつけられてしまう。
加害方法には、声を使う方法があり、声を使う方法でも目的に従って使い分けられている。
加害組織の秘密だと思って聞いていたものは、やがて確固たる観念にまで高められれば、加害組織はそのような音声送信をする必要はなくなる。
そうやって加害することでマインドコントロールが完成する。いわば、一つの芸術品のような出来栄えの被害者もいるかもしれない。
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ゲッチンゲン実験が示したものは、人間心理は脆いということだ。いとも簡単に精神状態を妄想の方向に誘導できる。しかも加害組織の技術は世の中に知られていない技術だから、技術的にも相手の組織も目的も分からないために誘導可能な項目だ。
それらの誘導項目ごとにいろいろな神経コントロールでマインドコントロールする。
相手が見えて、しかも状況把握も困難ではない状況では、まともに判断できるのが普通だ。しかし、我々被害者が経験させられることは、突如だったり、わけのわからないものだったりする。
加害組織が作り出す状況は、どっち道、加害組織が丁寧に説明でもしない限り、脆い人間心理を逆手に取られる。だから、偏見で状況を見聞きすることになる。