れっつ、すっぴん、トーク

照る日曇る日色々あるけれど、素直なすっぴんな気持ちで過ごしたい。お気軽にお立ち寄りくださいね。

絆は海を越えて

2016-03-13 20:46:46 | Weblog
ようやっと真冬の寒さから抜け出しつつある、今日この頃。
長い冬のトンネルも先が見えて来て、少しはほっとしています。
皆様の所はどうですか?

さて先日、夫、私、娘の三人は娘の卒業旅行を兼ねた家族旅行で
台湾を訪れた。
私にとっては三度目の台湾である。
ほどよい近さであること、食べ物が美味しいこと、親日的であること。
こんな理由から台湾が気にいっている。

娘と言えば、かつて中学生の時に一緒に台湾へ行っている。
その時は、お財布を忘れて家に戻ったり、電車の中に手提げを忘れたりして、
飛行機にやっと間に合った武勇伝がある。
夫は、またそういう事件が起こることを危惧していたが、さすがに今回は
成長したのだろう、大丈夫であった。

今回は、初めてのツアーで(最初から最後まで)そのハードスケジュールには
病気もちの私は、ついていくのがやっとだった。
とにかく朝が早い。
早い時で、出発が七時前、遅くて七時半だった。
ヘロヘロの状態で起きたものだった。

台湾を一周する内容なので、一か所の見学時間が大体二十分。
ほとんど、バスに乗っていた。
ツアーのお決まりのショッピングの時間は、あまり興味がないので苦痛だった。
でも、考えてみれば、個人でこんなにいろいろ周れるはずもなく、さすがツアー
だとも感心した。

さて、今回のタイトル。

最初の晩に泊まったホテルでのこと。

フロントにいたかわいい女の子。
娘がその子を見て、しきりに首をかしげている。
部屋に入って、「あの子、私の友達にそっくりなんだよね」と言う。
スマホの写真を見せてもらったら、なるほどそっくりだ。

近くを散策しようと、フロントのある階まで下りて行った。
娘は「あの、もしかして○○ちゃん?」とその子に話しかけた。
そしたら、「やっぱり○○だったの?」と彼女も答えてきた。
聞けば、彼女は日本人と台湾人とのハーフで、中学生の頃日本に住んでいて
娘と同じ塾に通っていて、親友だったらしい。

ジグソーパズルの一つでも欠けていれば完成しないように、娘と彼女の出会いも
数々の偶然というパズルで出来ていた。

翌日、フロントで別の女性が娘に彼女から預かっていた袋を渡してくれた。
中には手紙とお菓子と化粧品が入っていた。
娘も日本から持参したお菓子を、彼女に渡して欲しいと頼んだ。

絆は海を越えて。

本当に、不思議で素敵な出来事だった。

この三人で旅行出来るのも最後かも知れないなぁ。。。
一抹の寂しさを感じていたのは、私だけだろうか?
コメント (2)
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