まだ,ご本家の Web サイトに正誤表などは掲載されていないようなので(2012/12/05現在)
● 6 ページ 下から 3 行目
表示されたファイルですが → 表示されたウインドウですが
開かれたのはエディタ・ウィンドウでしょう。それを保存したらファイルです。
● 17 ページ 上から 6 行目
ホィールキー → ホイール
あれはホィールと呼ぶのでは?
● 32 ページ 9 行目より
この二つの引数の後ろに NULL とあるのは,この引数は省略しても構わないことを意味しています
そうではなく,デフォルトの値が NULL になるということであって,引数の値が NULL であるときの動作(意味)はプログラムに書かれているわけです
● 34 ページ 上から 3 行目
パッケージに定義 → パッケージで定義
● 34 ページ コラムの 3 行目より
関数の名前の先頭に半角のクエスチョンマーク(?)を付け,関数から丸括弧を取り去った
→ 関数の名前の先頭にクエスチョンマーク(?)をつけ,
丸括弧は関数名には含まれない。
ちなみに,本書では関数を示すときに「seq() 関数」のように記述しているが冗長である。「seq 関数」か「seq()」でよいだろう。
● 36 ページ コラムの 3 行目
replicate → replace
● 41 ページ 上から 2 行目
TRUE → FALSE
● 42 ページ 下から 2 行目より
左端にあるのは行番号で,これは出力の際に加えられる情報であり,データそのものには含まれていません。
これは不正確。左端にあるのは行名。出力の際に加えられるものではなく,データそのものに含まれている。そのままの状態で dput(sleep) で書き出したものと,rownames(sleep) <- letters[1:10]; dput(sleep) によって書き出したものとを比較してみれば分かる。
● 47 ページ 上から 3 行目
ヨーロッパ人の髪と目の対応 → アメリカ人学生の髪と目の色の対応
survey of students at the University of Delaware デラウエアはアメリカ合衆国ニューアーク州デラウエア
● 51 ページ 下から 9 行目
if() 関数 → if 文
R では if も関数ではあるが,if を 関数として使うときは x <- 3; "if"(x %% 2, print("odd"), print("even")) のような使い方になる。すなわち,例に挙げているのは if 文である。
● 56 ページ 上から 8 行目
for() 関数 → for 文
if の場合と同じ理由。つまり,for 関数と for 文は,書き方が違う。
● 57 ページ 上から 1 行目
while() 関数 → while 文
if の場合と同じ理由。
● 58 ページ 上から 8 行目
画面を改行する → 画面上の出力行を改行する
画面は改行できない。
● 61 ページ 上から 9 行目
行なわれ → 行われ
関数名と,関数名に続く ( の間に空白を置くのは,気持ち悪い(for, if, while は例外...関数じゃないから)
) と { の間に空白を置かないのは,気持ち悪い
本日は取りあえずこれまで。