たいして,きれいでもないし,大局観に基づいているわけでもないし,ブラックボックス信奉を煽るだけではないかなあ。そのうち,下火になるだろう。
背景がグレー(デフォルトがグレーなだけで,背景を白にすることもできるけど)というのは,いかにもださい。色も「落ち着いた色」を使おうとしているのだが,くすんだ色で,ださい感じ。鮮やかな色というわけではないけど,いかにもみすぼらしい色使いだ。
格子線を描くのもださい。まあ,そのあたりの感覚は個人差があるのだろうけど。まあ,Excel のださいグラフに通じるところがあるという気がするわけだ。あれも,描画領域がグレーで,補助線引きマクリだったよね。そういうのが好きな人は好きなんだろうね(ちなみに,表を作るときにセルの周りにガチガチに線を引き回った表を作る習慣ができたのははエクセルのせいだよね。古き良き時代の書籍における表はキレイだったけど,最近の本にはエクセルで作りましたというガチガチに線を引いた表がはびこってるね)。
フォントがださい。Windows 環境なら,もっとださい。日本語描けないなんて,英語が不得意な私にとっては,一番のマイナス点だね。それだけで,候補から堕ちる。
レイヤーを重ねるなんていっても,所詮は,描画(効果)を累積するだけであって,それを対話的にやるなんてことは現実的ではないわけで,プログラムする訳なんだから,結局はできあがったものだけを評価するんだから,途中を + で繋ごうが,別々の関数を呼ぼうが大差はない。
同じ効果を持つ図を描こうとすれば,それなりの関数を定義すればよいだけだ(何十種類ものグラフを描く必要のある人はいないだろう)。
前半の図
library(ggplot2)
qplot(wt, mpg, data = mtcars) +
stat_smooth(method = "lm", se = FALSE)
後半の図
old <- par(mar=c(2.5, 2.5, 1, 1), mgp=c(1.6, 0.6, 0))
plot(mtcars[c("wt", "mpg")], pch=19, cex=0.7, las=1)
abline(lm(mpg~wt, mtcars), col="blue")
par(old)