病人の気持ちがわからんと。
癒しだかなんとか口先で言うのは簡単でもな、
本当にひとの気持ち、身体、人生に寄り添うってことは、
壮絶な人生を送った者でなきゃ。
そのくせ、誰よりも爽やかに涼しい顔をして、
苦労なんぞあたしは知りませんという雰囲気なら、そりゃ本物だがな。
普通や平凡という呼称をひとは使いたがるが、
ここで生きているひとは、だいたい普通で平凡な人生など送れないっちゃ。
お約束事、お役割事、お決まり事。
さぁ~てと、ひと助け、ひと助け。
インナービューティーの追求をライフテーマにしているひとりの女性がいる。
青山でワークショップを開催するとの連絡が入り、
今夜、合流することに。
彼女が日本はもとより、世界各国で幸せに生きる人を見続けた結果、
ひと助けというキーワードにたどり着いたと言う。
内面の美というと、曖昧で、解釈がいかようにもできそうだが、
幸せや自己実現というある意味での人生の成功を突き詰めていくと、
わたしたち人類の壮大なテーマのようで、こころ踊り出す。
さ~てと、ひと助け、ひと助け。