風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

十一の知恵・シャンバラの秘密

2007年11月26日 21時49分20秒 | 聖なる予言









第一の知恵   変化のきざし



新しい霊的な目覚めが、今、人間の文明に起こり始めている。

この目覚めは、ふしぎな偶然の一致に導かれていると体験した人々が

一定の数に達することによってもたらされる。





第二の知恵   今という時



物質主義と化学万能主義にかわって、

新しい、より完全な世界観が生まれようとしている。

私たちは地球上での人間生活の真の目的と宇宙の真実の姿に目覚めてゆく。





第三の知恵   エネルギー



私たちは、常に動いているエネルギーからなる世界に住んでいる。

私たちは自分のエネルギーを自分の欲する方向へと放射し、

他のエネルギー体に影響を与えることができる。




第四の知恵   権力闘争



多くの人々は聖なるエネルギーの源から切り離されており、

無力感と不安を感じる。

そこで、他人からエネルギーを盗もうとする。

これが人間の争いの原因である。




第五の知恵   神秘体験



私たちは自分の内なる神のエネルギーとつながった時、

すべてが一つとなった神秘体験をする。

神秘体験には体が軽くなり、愛に溢れた感覚が伴う。





第六の知恵   過去の清算



無意識に行っている、他の人々からのエネルギーの盗み方に気が付くと、

内なる神とのつながりがさらに強まり、私たちはより霊的に成長し、

自らの使命を知ることができる。





第七の知恵   流れに乗る



自分の使命を知ることに寄って、偶然の一致の流れが速まってゆく。

夢、白日夢、直感が、私たちをさらに先へと導いてゆくようになる。





第八の知恵   人との新しいかかわり方



すべての人々の中に美しさを見ることによって、

私たちはその人々を神聖な自己へと高め、

その人々から、自分たちがその時に必要なメッセージをもらうことができる。





第九の知恵   新しい文化



霊的に進化成長するに従って生産技術は自動化され、

私たちは自己を成長させることへと人生の焦点を移してゆく。

究極的には、私たちの体は霊体へと変容してゆく。





第十の知恵   ヴィジョンを保つ



霊的な成長を続けるためには、自分の人生の目的(バースヴィジョン)を

思い出す必要がある。

また、人類全体がどのような社会に向かっているのか、

その未来ヴィジョン(世界ヴィジョン)を知り、

心の中に保ち続けることが大切である。





第十一の予言 シャンバラの秘密 ジェームズ・レッドフィールド(角川文庫)より

 



 



私には全体主義的な発想はなく、

また、世の中全部を善くしようとの理想を持っているわけではない。

それぞれの価値観や考えがその人を形成していると理解しているつもりだし、

それを尊重する背景には、

自身のそれに敬意を評して欲しいとの期待が込められているからだ。

それは単に、余計な問題を産生せず、

その労力を他へ使いたいとの考えに他ならない。

ただし、世の中を、毎日の報道を見聞きするたびに思うのは、

本来は単純で簡単なことをわざと難しくしている出来事が多過ぎるのではないか、と

感じてしまうのだ。






先日「広がる貧困(宇都宮健児×猪股正×湯浅誠 明石書店)」という本を頂戴した。

そのサブタイトルにはこう書かれている。

「貧乏も、職がないのも、生きづらいのも、決して『自己責任ではない』」と。

自己責任論の中でイラクへ渡航した青年は日本に見殺しにされた。

もちろん、賛否は当然あるだろうが、

その言葉の下では家族は私見を述べることはおろか、

怒りや悔しさを露にすることすら、

私たち国家や国民は許さなかったのではないのか、と思う。

現在の世の中では、誰しもがその落とし穴に陥る可能性を否定できないのだ。

都合よい言葉がひとり歩きする一方で、

私たちの自由も権利もいつの間にか奪われてしまう。








それは雇用問題然りで、社員と派遣、富裕層と貧困者など、

二極化と称する対立を生むことで、本題に目が向かないように工夫されている。

これは為政者へ国民の反発が向かないようにする手法であり、

帝王理論、かつて江戸時代に家康が使い、

200年以上も続いた手法が現在に用いられたことになる。

当時との相違は、現在は民主制であり、公選法がある点だが、

これが機能していないことは社会を見渡せば歴然としている。








上記に示したように、十の知恵には現在を生き抜く鍵が書かれている。

進化や再生という強いビジョンのシフト下では、あらゆるものを導く力になる。

それは世界と連動し、知恵がもたらす恩恵が私たちや自然を本来の姿へ、

そこには現在ある社会とは相違する「光に満ち溢れた世界」が見えてはこないだろうか。

人間は誰しもが、幸せになりたいと思い、幸せでありたいと希うのだから。








家族からのメッセージ「母親を見る」

2007年11月20日 22時57分21秒 | 聖なる予言

 




私たちの母親のほとんどは、1940年から80年の間に青春を迎えている。

この時期は女性の可能性が大きく変化した時期である。

第二次世界大戦中に、工場が軍事施設などで、

それまでは男だけが行っていた仕事を受け持った体験は、

女性の能力に対する考え方を世界中で変えてしまった。

しかし個々のの女性は、それぞれの家庭の中で自分の夢を実現しようとしても、

様々のレベルの制限に苦しめられていた。

母親の人生をじっくり見る必要があるのは、このためである。





彼女が人生で大切にしてきたことは何だろうか?

家庭だろうか?

仕事だろうか?

彼女の価値観は、社会一般の感覚とどう違っていただろうか?

彼女は老いてゆく時、健康、癒し、霊的な生活に対して、

どのような態度を取っていただろうか?

魂のレベルでは、人間はいかに生きるべきだと思っていただろうか?

そして、彼女はどれくらい、その思いを実現することができたのだろうか?

一番大切なことは、あなたの大いなる自己の視点から、

母親の今までの人生全体を分析することである。

彼女の人生を子供として、そして大人になってから観察することによって、

あなたの生き方はどのような影響を受けただろうか?





聖なるヴィジョン ジェームズ・レッドフィールド(角川文庫)

 








母は今日なのか、それとも五日後なのか、自分の誕生日がわからないという。

役所の届けには25日と記されているものの、母の両親や祖父母、

つまり、母に言わせれば昔の人たちのやることは、一日や二日誕生日がずれたところで

それが何か重大な出来事なのか?といった具合に取り合う人間はいなかった、と

遠い日の思い出をぽつりぽつりと話し始めた。





私の人生と母のそれはあまりにも相違しているために、

当初、母の反発は凄まじいものがあった。

もともと母は私の誕生についてあまり喜ばしくないことがあったらしく、

はじめての子供でしかも女の子であるはずの私が、

母との距離感は記憶の誕生と共に、無意識へ刻まれ、刷り込まれていく感じがしていた。

私が20代を半分過ぎた頃に、日本の女性を語る上で時代背景が無視できないと気付き、

母を分析するためだけに、社会人を対象にした某大学の心理学科へ入学した。

教鞭を取っていた講師が研究所を持っていた偶然も重なり、最終的には犯罪心理学を学び、

講師が手がける著書のゴーストライターや講座資料をつくるサポートまで行うようになった。

ワークショップの中で催眠にかけられていくと、

自力で目覚められないほどに深く覚醒する心地よさと謎解きにあてる時間が、

母の人生を紐解くようで、正直、私は困惑したのだった。

それは、戦前の思想を持ち、戦中の苦労を知り、敗戦の屈辱を味わった大人たちから

戦後教育を受ける。

それがどのようなものであるかなど、私には想像すらできないのが本音だ。

そして、母は男女という性差にこだわりを残したまま大人になった。

私はといえば、その性差に強い疑問や反発を覚えて、

ジェンダー問題にはゴレンジャーやキャンディキャンディ同様に

敏感に反応する大人びた子供に成長していった。






ふと思う。

母たちの世代は青春を剥奪されてしまっているのではないか?

不安定な時代を生きた大人たちの動揺を一手に子供が引き受け、

そこからまだ抜け出せずに、時代が止まったままなのではないか?と私には思えてしまう。

私の母の場合、人生で大切にしてきたものは家族でも仕事でもなく、世間体だった。

母の人生に逆らうようにして、私はその母が人生で最も大切にしている世間体というやつに

ことごとく反発し、そこに挑戦するかの生き方を今までもしてきた経緯がある。

だから私はこの人を母親に選び、この家に生まれてきたのだろうと思う。

私が今世でテーマとする課題がそこには宝石のように埋まっていて、

いまだ掘り起こせずに、その宝石たちは輝けずにいる。

その宝石のありかも、その輝き方も、まだ手にしていないのにわかるのがなんとも不思議で

また、母の誕生日にそれを思い一日を過ごすことは、意味深いと思う。

母の人生は幸せだったのだろうか?

もし今の時代に生まれていたならば、きっと、

私のように自由に生きる道を選択するのだろう、と睡眠にかけられたとき、

母はその嫉妬から私に辛くあたることを告白した。

だから、許そうと思う。

時代が悪かった所為にして、すべてを水に流そう。

それが、私のためでもあり、娘にも負の遺産を再生産せず済むのであれば。







第十の予言

2007年11月17日 12時16分50秒 | 聖なる予言

 

 

 

「なぜなら、地獄は今まさにわれわれがいるところだからさ」

P196 第十の予言より

 

 



 

「すべてのコントロールドラマは、暴力的なものも、中毒的なものも、

すべてひどい虐待や、家庭崩壊、抑圧などのある環境から生まれる。

そして、恐怖の度が非常に強くて、彼らは同じ怒りや憎しみをくり返し、

くり返し世代から世代へと再生産するのだ。

こうした環境に生まれる人は、はっきりと目的意識を持って、

そこに生まれることを選択しているのだよ」

 

 

生い立ちすべてが使命への準備である。

それは、私たちは必ずどこかのグループ、魂が属する集合体があり、

地球上にあるさまざまなグループを代表しています。

医者・法律家・会計士・コンピューター技師・農民等、

人間のあらゆる職業を網羅しています。

ちなみに『バースビジョン』とは、

「なぜ、ここに生まれていたのか?」という魂の目的を思い出すことによって、

人類社会への貢献を役割りとしていることに気付き、

それを果たす方向へと動いてゆくというのです。





 

私たちは多細胞生物であり、魚であり、両生類であり、爬虫類、鳥類であり、

そして、哺乳類であり、この長いプロセスを生き、人間へと進化した。

アミニズムから、自分の外に存在する父なる神へ、そして、内なる神の発見へと進むに従い

そこに安らぎを得るようになっていった。

その地球という成り立ちや人類共通のビジョン、

それは共時性であり、共存であり、自然崩壊を始めとした深刻な問題を多々抱えた私たちにとって

どのように生きるのか、バースビジョンを思い出すことで覚醒を促し

誕生と同時に消された記憶を取り戻すことで、使命に気付くというのです。






本書をお読みになっていない方には「壮大な夢物語」のように聞こえるでしょう。

けれど、私が今までに体験してきたすべてが理路整然と言葉に表現されている本であり、

10年も前に書かれた内容の未来に生きる私たちにとって、

それはすでに現実としてみることのできる多くの事柄から、

この本の内容が壮大な夢物語ではないと気付くでしょう。







さて、あなたのバースビジョンはなにですか?

あなたは何の使命をもって、この世に、その家族のもとへ誕生したのでしょう?







 

 


高次の関係

2007年11月07日 09時13分56秒 | 聖なる予言

 

 

 

法廷で証言する前に・・・・・と切り出された。

地下鉄の改札でシエル(チワワの赤ちゃん)を抱き待っていると、

娘は何かを思い出したように「私の気持ちが収まらない」と言い、病院の所在を確認する。

改札をくぐり抜けて来る人は男性が多いせいか、それとも冬へ向かう季節というものなのか、

色彩の失せた光景が、別世界に見える。

異次元へいつの間にか紛れ込んでしまった迷子のように、

私を一瞬、戸惑いの淵へ突き落とす。

見慣れた光景が相違すると、通勤や通学の日常すら違和によって感じられる。

突き落とされた淵からジャンプして異次元の世界へ舞い戻る。

すると、娘は元主治医へ言いたいことがあるのだ、と。

それを言わないと気持ちが鎮まらない、と言う。

「卑怯な手を使うな、それも痛みと毎日格闘している人間に対して・・・・」と。

外来日を聞かれたので「殴りこみか?」と聞くと、「まあね」との返答。

女子高生、最強や黒幕という呼称に続き、私にはやっぱり苦手な響きに聞こえる。

だって、強いんだもの。

誰に似たのかはあえて問いたくないが、この強さに私はたじたじになる。







今日は「聖なる予言」を読了しそうな勢いで読み進めた。

これは「本」という前に、今の私にとっても必要な知恵がもたらされる偶然の一致の連続で

なぜ、この時代に、この両親のもとに、この家族に、この環境に誕生してきたのかを考察し、

私の過去の清算を「自分」を紐解くことで解明していくのだ。

これからの準備のために「今」があるのだという確報を。







私は過去を振り返る旅にしばしでかけることにした。

胎児の記憶、その後、弟が生まれた昭和49年まで時代は飛ぶ。

祖母のぬくもり、祖父が戦争を語るたびに流す涙の温度、伝統の技を磨く父の背中、

懇切と冷酷さが母を分断させ、私は責任感の強い小学生に仕上がっていく。

そして、報道としては最初となった
中学生の自殺未遂を母校でみることとなり、

友人のバイク事故死、両親や教師という大人との葛藤の日々、

巷はバブル経済に浮かれている頃、私に宿った命を守り通す術を模索する毎日を過ごす。

その後、小さな店を経営し、海外への渡航をくり返す人生へと変換を遂げる。







人は波乱に満ちた・・・・・・との表白を私へ向けるけれども、

今回の交通事故に関しても、社会や法律や医療はもちろんのこと、この国の実情、

つまり、健常者にとってのみを考えた社会であり、

そこから逸れた人間には排除する仕組みが確固として構築されていることを学んだ。

また、前例がないことを当然のように理由にあげる構造は、

女性蔑視や被害者軽視へと被害者を追い込んでいく様を自身が経験することで、

諦観の意義、なぜ、私が選ばれてしまったのかという思考の時間へと発展した。

耐えられ、そこからの教授が、私の次なるステップへとつながるのだと確信する。







さて、話は娘の殴りこみ計画へと戻る。

高次の関係とは本来、意識を高めた者同士が構築する人間関係の呼称だそうだ。

私と娘はそのように高次ではないにしろ、彼女が私を選び生まれてきた理由が理解できる。

それは私を変えるためだ。






煌びやかな夜のネオンを前に、私は早く踊りに行ける体を取り戻したいと思い、

娘は夜カフェができる年齢になりたいと希い、シエルはぶるぶると震えている。

他人の故意によって人生を左右されるという共通事項が浮かんだ。

これが私のテーマだ。

そして、脅迫者や被害者でもなく、傍観者や尋問者でもない自分を仕上げ、

解決の糸口を見出す。

高次の関係は高次の意識を持つものをつなぎ合わせ、

驚くような結果を導くと夢見は教える。

偶然の一致がもたらす作用は、写本を紐解くように私への縁として知らせる合図が届き、

その流れに従うことが、私の今やるべきことなのだと自覚する。







さて、娘はどのような行動にでるのだろう?

そして、大人たちは女子高生を前にして、責任を問われることに耐えられるのだろうか?









コントロールドラマ

2007年11月05日 08時57分01秒 | 聖なる予言

 

 

 

 

それは過去の清算に通じる作業で、

他人をコントロールする時の自分の特別なやり方、癖、型を見据えるもの。

人はいつもエネルギーが不足していると感じて、

他人をコントロールして相手のエネルギーを奪おうとしているというのです。

それを無意識のコントロールドラマと呼称しています。






以下、あなたのドラマがどのように形成されたのか?

それは、自分の家族との関係を振り返ると、子供の頃の家族生活を思い出すと、

そのドラマを作らざるを得ない原因が理解できるようになります。

自分の家族の体験を進化の観点から、そして、霊的な観点から解釈し直して、

自分が本当に誰なのか、なぜこの家族の下に生まれてきたのかを発見しなければなりません。

場合によってはすべてを使い分ける人もいます。

しかし、ほとんどの人は何回でもくり返す支配的なドラマを持っています。

それは子供時代に家族に対してどれが一番効果的だったかによって決定します。

あなたのお父さんはどんな人でしたか?

そして、あなたのお母さんは?


 



 


*尋問者のドラマ




何か誤りを見つけ出すという特定の目的をもって、質問をしては他人の世界に介入する。

誤りをみつけると、尋問者は相手のその点を批判する。

その戦略が成功すると、批判された人はそのドラマに引き込まれる。

そして、尋問者のまわりにいると、急に自分のことが気になるようになったのに気付く。

尋問者の言動に注意を払い、何か間違ったことをして尋問者にみつからないように。

この精神的な防御が尋問者の望みとおりのエネルギーを与える。







*脅迫者のドラマ






言葉や暴力でおどされると、あなたは自分に何か悪いことが起こるのではないかと恐れる。

それが相手への注意を払わざるを得ない結果に。

攻撃的に無理やり人の注意を自分に向けさせ、エネルギーを得ようとする。







*被害者のドラマ

 


自分に起きたひどい出来事を話し、それもいかにもあなたに責任があるように匂わせる。

もし助けてくれなければ、このひどい出来事はずっと続くと訴えたとする。

この人は最も受身なレベルでコントロールしようとし、

一緒にいると何も理由はないのに、罪悪感を感じさせる。







*傍観者のドラマ





内気な振りをしたよそよそしい態度







傍観者が尋問者をつくり、尋問者は傍観者をつくる。

そして、脅迫者は被害者をつくり、それでもうまくいかないともうひとりの脅迫者をつくる。

自分がその家族に生まれた霊的な理由、自分が本当は何者なのか・・・・・・

霊的な行動から抜け出すことで、自由になり、人生の深い意味を発見する。








以上、「聖なる予言」コントロールドラマより引用

言葉不足なところがあるかもしれませんが、ご了承を。