(つづき)
夜は母のもとへ。
母が作ってくれた郷土料理を食べたあと、沖縄で満一歳の祝いの際に行う“たんかー”という遊びを行った。
“たんかー”というのは 満一歳を迎えた子供の前に、そろばんやお金、筆や赤飯を並べて、その子がどれを選ぶかで将来を占うという遊び(母はたんかーと呼んでいたように思うがネットで調べるとたんかーゆーえーと出る。こちらの呼び名が正しいのかもしれないな)
そろばんを選んだ子は商売が上手になり、お金を選んだ子はお金に困らない。筆を選んだ子は賢くなり、赤飯を選んだ子は食うに困らないという事らしい。
東京や埼玉では“一升餅”とかいって、餅を風呂敷で包み子供に背負わせる風習があるが、その風習は沖縄にはないようだ(餅を いろんな行事にて用いる事が多い所は、生活の基盤が稲作である所が多いように思う…)
早速 娘の前に、筆や赤飯などを並べだすと、娘は興味津々で すぐに手を出そうとした。
ところが 周りで僕らがじっと見つめているのに気づくと、警戒しはじめて 前に並んだいずれのモノもなかなか手にしようとせず、終いには 逃げ出して、泣き出した。
母が楽しみに準備していた“たんかー”だったが 失敗に終わった(笑)
(つづく)
夜は母のもとへ。
母が作ってくれた郷土料理を食べたあと、沖縄で満一歳の祝いの際に行う“たんかー”という遊びを行った。
“たんかー”というのは 満一歳を迎えた子供の前に、そろばんやお金、筆や赤飯を並べて、その子がどれを選ぶかで将来を占うという遊び(母はたんかーと呼んでいたように思うがネットで調べるとたんかーゆーえーと出る。こちらの呼び名が正しいのかもしれないな)
そろばんを選んだ子は商売が上手になり、お金を選んだ子はお金に困らない。筆を選んだ子は賢くなり、赤飯を選んだ子は食うに困らないという事らしい。
東京や埼玉では“一升餅”とかいって、餅を風呂敷で包み子供に背負わせる風習があるが、その風習は沖縄にはないようだ(餅を いろんな行事にて用いる事が多い所は、生活の基盤が稲作である所が多いように思う…)
早速 娘の前に、筆や赤飯などを並べだすと、娘は興味津々で すぐに手を出そうとした。
ところが 周りで僕らがじっと見つめているのに気づくと、警戒しはじめて 前に並んだいずれのモノもなかなか手にしようとせず、終いには 逃げ出して、泣き出した。
母が楽しみに準備していた“たんかー”だったが 失敗に終わった(笑)
(つづく)