Dive to Live…

先日に引き続きライブハウスに行ってきた。

…けれど前回とは違う場所で、ネットでたまたま見つけた小さなライブハウスに“飛び込み”で行ってみた。

ライブハウスに来る客というのは 普通 出演するミュージシャン目当てでやって来るものらしく、何のあてもなくぶらりとやって来た珍客に 店主のオヤジは不思議そうな顔をしていた。

ワンドリンク込みの入場料を支払い暗い店内に入ると、目の前にライトアップされたステージがあり、その上で 弱々しい男性がこちらに背を向けて黙々と化粧をしていた。
(・_・)エッ..?

驚いたのはそれだけでない。

なんと会場には ひとりの女性客しかいなかったのである。

「…マジかよ～」
早々と後悔しはじめていると突然 激しい曲調とともに、じっと化粧していた女装趣味的男性が立ち上がり、絶叫しながら歌い出したのだ。(・_・)ハッ..?

しかも 歌う曲はいずれも社会派な感じで 反原発ものが多かった。

しばらくすると もう一人男性が入って来たので「よし！これでお客が三人になったゾ」と喜んでいると、女装趣味的男性がステージを降りたあと その男性がステージに上がり歌い出したのでズッコケた(笑)

最後の演奏者は なかなかに人気があるらしく、そのときだけ お客がどどっとやってきたのだが…前者の二組の印象が強かったせいか 僕はあまり覚えていない。

なかなか日の目を見ないアングラミュージシャン達だが 皆そこそこの実力は持ち合わせていて「すごいなぁ」と思う反面、実力があってもうまくいくとは限らない厳しい世界なんだなぁと思った。

デビューを目指し、必死に頑張る姿に元気をもらった。
何だか ライブハウスにハマりそうだ…