腰ばき…

今日はこの時期にしては暖かい絶好の行楽日和だったのだが…生憎出勤する日であったため、お日様を拝むことなく屋内でひっそりと過ごした。

仕事が終わるころには、すでにお日様は西の空に沈んでしまっていたのだが…置き土産のように“暖かさ”だけは残っていたため、久しぶりに夜の散歩をしながら帰ることにした。
週末の賑やかな街並みをぶらぶら歩いていると、ある店先でジーンズを腰ばきしてる少女が両親からこっぴどく怒られていた。

「そんな穿き方してると足が短くみえるゾ！」と怒る父、「ただでさえ短いのに…」と呆れる母。

年齢的に反抗期の真っ只中であろう少女は 怒れる親の忠告を完全にシカトしていて、その態度に父親がさらに怒るという感じであった。

…その光景を眺めていた僕は「どの家庭も一度は通る道だよなぁ」と思い、何だか昔の自分を見ているような気がして どこか懐かしく、どこか恥ずかしく、どこか微笑ましくなった(笑)