高崎へ…

先週の土曜日は群馬県高崎市にある得意先企業より懇親会にお招きいただいたため、特に重要なポストでもない僕が なぜか会社を代表して顔を出してきた。

集合時間は正午であったのだが…どうせ高崎まで行くのなら、早めに出かけて少し観光しようと、動き出したばかりのＪＲ高崎線に乗り込み まっ平らな関東平野をひたすら北上し高崎を目指した。

当初 より速い快速電車に乗っていたのだが…車内は早朝であるにも関わらず、紅葉見物客と思われるシニア世代の方たちでなかなかの混雑ぶりだったので(当然 座れず…)途中駅である篭原で 鈍行電車に乗り換える事にした。鈍行の方はうって変わって乗客が殆どおらず、ガラガラの車内でゆっくり座りながら電車に揺られていると 意外と早く高崎に到着した。

電車を降りると 天気は快晴だが気温が低く、だいぶ北の方まで上がって来たんだなぁと実感した。

改札を出てすぐの観光案内所で駅前の地図をもらい、それを頼りに高崎市役所やその周りにある公園をぶらぶらする事にした。駅前からのびた通りをしばらく歩いていると、巨大な建物見えてきて 東京都心にあるいくつかの区役所などと比べても、全く引けを取らない 市役所を見て街の力強さ、勢いみたいなものを感じた。

まだ朝早いためか 歩いていても、あまり地元の人とすれ違わなかったが、高校生ばかりちらほら見かけたので 何だろうと気になっていると、市役所の隣の公園で 幾つかの高校の合同文化祭みたいのが催されていて、元気な北関東の若人が踊っていたり、奏でていたり、商売していたりしていた。

少し小腹が空いていた僕は 高校生らが出していた店で群馬名物“焼きまんじゅう”を買い、公園の隅でフランスパンにも似た独特の食感を味わった。

もうしばらく高崎市内を観光していたかったが 約束の時間よりも早く、得意先企業の方がクルマで迎えに来たので そのまま招待されていた懇親会に向かった…。