落書き日記のススメ

毎日、日記をつけるのもいいけど 簡単な絵を描き続けるのもいいですよ。絵のある生活(落書き)のすすめ。

讃岐うどん屋体験記…

2022-03-09 01:24:49 | Weblog
僕はラーメン屋にはよく行くのだが、うどん屋にはあまり行ったことがない。

元来 食にあまりこだわらないタイプなので、行列には まず並ぶことがなく、気軽に簡単、素早く食べれる方を選ぶ。そういうわけなので 最近のうどん屋は 注文の流れとかが いまいちわからない…という理由で敬遠していた。

けれど長女が「どうしても 讃岐うどんが食べてみたい!」というので、二人でうどん屋に出かける事にした。

僕は あまり通わないうどん屋だが、巷ではかなり人気であるようで、入り口の外にまで客の列が伸びている。それを見て一瞬入店をためらったのだが、娘を連れてここまで来て、帰るのも何だなと思い我慢。

ゆっくり、ゆっくり列の前方へと進み、ようやく自分たちが 注文する番となった。
よくわからないのでスタンダードな うどんを頼んだ後、天ぷらが並んだレーンみたいなトコを進み、突き当りで会計となった。

なんだか 昔バイトしていた工場の社員食堂みたいだなぁと思った。
うどんを手に席へ移動して、いざ食べようとしてみたら なんとつゆがない。
「これはどういう事だ!」
「讃岐うどんはこういうものなのか!?」
娘と二人しばし混乱。

しかしながら 辺りを見渡して 他の客の食べてる風景を 観察してみると やっぱり…というか当たり前というか…皆 つゆで食べている。

自分らだけ 何かおかしい。
そう悟った娘は「わたし聞いてくる!」と、どんぶりを持ったまま店員のとこに駆け寄った。
すると店員も驚いたような顔をしたあと、娘を冷水機みたいなものの前に連れていき、その冷水機みたいなとこからつゆが出る事を教えていた。

「つゆはセルフなのか!説明書きや、言ってくれなきゃわからないよー!」
…と思ったのたが、周りの客は平然とそのシステムにのっとり食事している。
「こ…これは常識なのか!」
そう思うと急に気恥ずかしくなりながら、うどんをズルズルとすすった。

はじめての讃岐うどん屋体験は、娘とともに僕にとってもイイ社会勉強になった。