激安居酒屋…

週末はＳ君と話題の激安居酒屋チェーンにて呑んだ。

不景気の世の中。
“飲み代”なんてのは真っ先に節約されちゃう部分なので最近じゃこういう激安の店にしか客が入ってない気がする。

この日も満席に近い程に混雑していた。
安いにこした事ないが それはちゃんとした品質のモノを提供されてこそ。

“シークァサ－ サワー”を頼んだら シークァサーではない果実がのって堂々と出てきた(・_・;)ありゃ 沖縄の人間は すぐに気づくと思うなぁ…

過剰な値引き合戦は 不正を誘発するし、結局のトコ誰も得をしないのかもなぁ などとシークァサーサワー、もといライムサワーを飲みながら思った。

転げ落ちる…

駅のエスカレーターに乗っていると 上から酔っぱらいが転げ落ちてきた。

まるで漫画のように ゴロゴロと転がってきたので 呆然とし、そのまま静観してしまいそうになったが まぁ当然「助けなきゃ！」と思い慌てて酔っぱらいを下から支えにかかった。

だが僕より体格のいいオヤジさんが転がってきたので 支えにかかった僕もやがてはじかれ一緒に転げ落ちるトコだった。

抱きおこす事は出来なかったが まぁ 何とか オヤジさんが落ちるのだけは食い止める事ができ、そのままエスカレーターを上る事ができた。

エスカレーターに乗ってるといつも注意喚起のアナウンスが流れてて それが当たり前になっちゃってるけど ホント気をつけないとなと思った。

グルメ野郎に気をつけろ！…

（前回のつづき）
美術館を出た僕らは雨のなか お酒が飲める店を探した。
だが週末といえど まだ昼過ぎという時間帯だったので大抵の居酒屋はまだ開店前だった。

Ｈ君が美味いビールが飲める「キリンビールの直営店なら、この時間帯でもやってるよ」と言うのでその店を目指し池袋へ向かった。

池袋の活気は悪天候など関係ないようで 駅前の通りはどこを見ても人でごった返していた。僕らもその中へ飛込むように駅前を進み目的の店へと向かった。

窓辺に座り、眼下にいろんな色の傘が揺れ動くのを眺めながら Ｈ君おすすめのビールを注文した。
普通の生ビールとは注ぎ方が異なるらしく、注文して出てくるまでに五分程かかる。

グルメなＨ君のウンチクを聞き流しているとホイップクリームのような泡がのったビールが出てきた（まるでマンガに出てくるような感じ）

すかさずそれを喉奥へと流し込む……ゴクリ ゴクリ……確かに美味い。
グルメでない僕はＨ君の嗜好が理解できない事が多いが 今回ばかりは彼の言う通りだなぁと思った。

飲みながらも ラム肉がどうのこうのという話を聞かされたが そちらの方はさっぱり覚えていない(笑)

雨と美術館 そして酒が恋しくなった…

週末は雨のなか 東京大学のすぐ裏手にある弥生美術館・竹久夢二美術館へ行ってきた。
（弥生美術館と竹久夢二美術館は隣どうしで、渡り廊下でつながっている）


昨日ではなく、その前の週の日曜にＮＨＫで放映されていた「日曜美術館」のなかの「アートシーン」というコーナーで「鰭崎英朋展」が紹介されてて 絵が気に入ったのはもちろんの事、挿絵画家だったという部分に興味がわいたので 漫画家のＨ君を誘い 美術館へと向かった。

絵の世界だけでなく創作活動全般にいえるだろうが “描きたいモノを描く”芸術ではなく“指定されたモノを描く”つまり商業とした際に生じる矛盾、葛藤そんなものがやはり昔の絵の世界でもあったのだろうか？
それがこの展示会に行こうと思ったキッカケだった。

そして展示会を観てきた感想は「いつの時代も同じだなぁ」と感じた。
ともに観てきたＨ君は現在 絵を描き生計を立てている。きっと僕以上に考えるトコは多かったろう…

美術館を出ると雨足はさらに強くなっていた。僕らは何となくお酒が飲みたくなり、まだ昼過ぎだというのに お酒が飲める場所を探し移動を始めた…

駅前通りは春風だった…

昨日は突如２０度を越す暖かさとなった。

冬の間 寒さを我慢し、急いで通った家までの殺風景な通勤路も気温が違うだけで何となく印象が違い、寄り道したくなる店がいくつかある事に気づいた。

古びた酒屋で缶ビールを買い、店先でぐいっと飲み干した。
一缶飲んだだけなのに すっかり上機嫌になり、鼻歌を歌いブラブラと辺りを散策しながら帰った。


ふと後ろを振り返るとバイクに乗った妹がニヤニヤしながら後をつけてて 「お先！」と言いながら追い抜いていった。

家に帰ると 僕が酔っぱらいながらブラブラしてた話を妹が家族にペラペラ話してて何だかばつが悪かった(・_・;)