給油キャップ…

クルマに給油しようと近くのセルフスタンドに行ってきた。

いつものように給油キャップを開けて レギュラーガソリンのノズルを給油口に差し込み、レバーを握って給油がスタートすると、手にしていたキャップを指定の場所に置こうとしたのだが…何とそこには前のクルマの給油キャップが置き忘れたままになっていた。

「あれれぇ…前のクルマ どこ行っちゃったの!?」(引火性の高いガソリンのことだけに大丈夫かしら？と心配してみたり…)

辺りを見渡しても スタンド内にはそれらしきクルマはない。「仕方ない 給油が済んだら スタッフを探し出して届けよう」そう思いながらガソリンが満タンになるのを待っていると、向こうから顔を真っ赤にして綺麗な女性が走ってきた。

どうやらその女性が給油キャップの持ち主のようだ。よく見ると交差点の向こうに 高そうなスポーツタイプの車がハザードを点滅させて止まっている。

女性は頭を下げながらキャップを受け取ると「カードもありませんでした？」と尋ねてきた。「え？」と思い、足下を見てみるとプリペイドカードが裏返しになって落ちていた。

女性はそれを自分で拾うと、再度丁寧に頭を下げて車の方へと戻っていった。
一見するとスポーツカーに乗る格好いい女性なのだが キャップだけでなくカードまでも忘れてしまうとこをみると、意外とおっちょこちょいな人なんだろうなぁと思った(笑)

名月前夜…

稲刈りの作業がすべて終わった。

昼過ぎまで まとまった雨が降り、作業最終日まで気まぐれな天気と悪戦苦闘する事になったが…皮肉にも作業が終わった夕暮れ時には すっかり晴れ間が広がり、中秋の名月を明日に控えたほぼ満月な月が綺麗な夕空のなか輝いていた。

籾摺りした際に出た籾殻で燻炭(クンタン)を作りながら三線をひいてみた。

稲穂が消えて寂しくなった田んぼの畦にしばらく腰掛けていると、夜風で何だか肌寒くなってきた。

相変わらず輝きつづける月を見ながら もう秋なんだなぁと思った…。

一刈り行こうぜ！…

月.水.金は朝から稲刈りしたあと午後から会社に出て、火.木は定時より少しだけ早く帰らせてもらい、日暮れ時から籾すりと袋詰めをするという日々を過ごしている。

本来ならば計画的に休日を利用して作業したいところだが 稲刈りは天候に左右されやすいため日程を組みづらく、どうしても平日に作業する事になる。こういう時は大概うまくいかないもので「なぜ?このタイミング!？」と聞きたくなる程に 大きな仕事がどどどっと入ってきたりする。

やさぐれてしまいたい気持ちにもなるが…コメ袋ひとつ持ち上げられない父母や妻の姿を目の当たりにすると「俺がやるしかないよな！」としんどい身体に鞭打ち踏ん張っている。

明日から数日間 雨が続くようなので、作業が進められず、筋肉痛だらけの身体を休ませるには丁度いいか(何もせずに ゆっくりしよう)…と思っていたのだが 自室のカレンダーを見たら明日は消防団の研修＆懇親会があるのだった(ズコーッ!)

急きょ稲刈り…

昨日は先週に引き続き稲刈りの準備のみを進める予定であったが 昼食をとりながらテレビのデータ放送で週間天気予報をみると、この先 しばらく雨マークが続くようだったので 午後から急きょ予定を前倒しして稲刈りすることにした。

午前中の作業で 父が疲れてしまったので、午後からは奥さんとともに。
稲刈りは例年ならば炎天下のなかの大変な作業であるが…昨日は朝から曇り空だったため、気温もさほど高くなく、稲刈りするにはもって来いの天気だった。

肥料の撒きかたにムラがあったためか、一部イネが倒れてしまった箇所があり 少々刈るのに時間がかかったが 概ね順調に作業が進みホッとした。

さぁて 何となく今年は豊作な気がするが 今週から続く雨が 悪さしなきゃいいけどなぁと心配している。