振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

別荘跡地の樹木の伐採(1)

2021-07-08 16:53:47 | 日記


ここは滋賀県の湖西にある山麓の一角で、家内の実家が別荘として使っていた家が建っていた跡地。家内と結婚する前後から時々利用させてもらい、2~30代のころは会社の同僚と近くのスキー場に行く時に前泊したり、バイク仲間と合宿と称して飲み会をやっていた。

間もなくすると使うことも次第に少なくなり、20年以上前になるが義弟は売りに出すつもりで家屋を解体したが買い手がみつからず、土地だけがそのまま放置されてきた。その後、義弟は病気で他界し、土地の一部は家内が相続して固定資産税だけを払い続けている。

気にはなっていたので今年になって久し振りに訪れてみると、想像以上に木々が繁って荒れ放題である。画像は3月上旬で落葉樹と枯草ばかりで、荒涼とした景色だ。

山裾を切り開いて開発した別荘地だけに、放っておくとどんどん山の姿にに戻ってゆくのだろう。庭木として植えたものがここまで伸びたと思われるが、40年前にここで撮った写真を見てもそんな庭木は写っていない。図鑑で調べてみると、オオバヤシャブシと言うらしい。30本近くあるほとんどがこの木だ。成長の早い木らしくて、直径が20から30センチ近くまで成長している。





問題は道路を挟んで接する隣の家の屋根の上まで枝が伸びている。太陽の方向に成長したのであろうが、樹木全体も傾斜している。電柱に向かって伸びていたであろう枝は、電力会社によって刈り取られていたようだ。状況からして坂道になっている道路をまたいで伸びている枝や木を処理することが最優先と思われた。

伐採を業者に依頼するとどれだけの費用がかかるかネットで調べると、5メートル以上の高木1本で3万円とある。30本近くあるのでまとめれば少し安くなったとしてもウン十万円はかかりそうだし、とてもそんな費用は捻出できない。

幸いにも一緒に別荘を利用していて、現在もツーリングを楽しんでいる仲間に話をしたら手伝ってくれると言う。ありがたいことだ。素人ばかりで不安はあるが、どうしたらうまく伐採できるか、ネットや図書館の本を借りて調べまくった。今まで全く経験をしたことのない分野の事だが、調べている内にだんだんと興味や好奇心が湧いてきた。